お答えします!楽天売上UPのQ&A​~ジャンルやタグの登録状況をチェック~

後藤 亜希子

お答えします!楽天売上アップのQ&A​

楽天市場の売上を伸ばしたい!
そのためには何をすればいいの?
よくある質問を例にとりながら、分かりやすく解説します。

店舗の現状を分析・把握し、「伸ばすべき点・改善すべき点・加えるべき点」の3つの側面から、売上アップのポイントを一緒に探していきましょう。

『お答えします!楽天売上UPのQ&A​』バックナンバー
【第1回】店舗チェックシートをチェック
 https://www.ecnomikata.com/column/12306/

Q. 商品名で検索したのに見つかりません!

A.「ジャンルやタグの登録状況」をチェックしよう!


楽天市場で検索を行うと、広告によって上位表示されるエリアと自然検索の結果が表示されるエリアがあります。この「自然検索エリアで上位表示されること」が、集客や売上アップのために重要です。

ところがここ数年、上位表示どころか
登録した商品名で検索したのに、検索結果に表示されない。
そんな相談が増えるようになりました。

「えっ?そんなバカな話はない。入力ミスでは?」
「漢字や英字・仮名など、表記の仕方が異なっているのでは?」

もちろん、それが理由となるケースもありますが、
「ジャンルやタグの登録状況に問題がある」可能性も疑いましょう。
「全商品ディレクトリID」と「タグID」は検索結果に直結します。
  • 飲料なのに財布のジャンルに登録されていた
    =全商品ディレクトリIDを誤ったために、商品が表示されない
  • 商品の90%がギフト対応なのに、おくりもの市場に1点しか表示されない
    =タグIDの登録を怠ったために、商品が表示されない
どちらも本当にあった実例です。
この店舗では、全商品ディレクトリIDとタグIDを修正し、在庫切れを整理しただけで、翌月のアクセス数は6割増、売上にいたっては278%に達しました。

ジャンルやタグの登録状況を見直すことにより、集客のとりこぼしを防ぐ。
それが「売上アップの基本」です。

全商品ディレクトリID、タグIDのミカタ


全商品ディレクトリIDとは?


「楽天市場の中でどのジャンルに入るのか」選択します。
楽天が設定したジャンルの中から、1商品につき1つだけ、必ず選んで登録します。

お客様が商品を探す際、
  • 楽天サーチの結果をジャンルで絞る
  • 「靴>メンズ靴>スニーカー」など、ジャンルをたどって商品を探す
といった形で利用するため、集客の要となります。

「全商品ディレクトリID」と「表示先カテゴリ」で混乱される方がいます。
全商品ディレクトリIDが「楽天市場の中で」どのジャンルに入るのかを指定するのに対し、表示先カテゴリは「その店舗の中で」どのカテゴリに入るのかを指定するものです。
店舗が必要に応じて独自に作成したカテゴリを、商品に紐づけて利用します。


タグIDとは?


「ジャンルの中のさらに細かい分類」を選択します。
全商品ディレクトリIDではカバーできない属性を、1つの商品に32個まで設定することができます。

選んだ全商品ディレクトリIDに応じて
  • スニーカーであれば、ブランド・靴サイズ・色・靴幅・靴の素材 など
  • 家電であれば、カラー・メーカー・配送サービス など
非常に細かい設定が用意されています。

全商品ディレクトリID、タグIDはどこで登録するの?

最初は、商品個別登録・編集画面の「商品登録情報」内にある「全商品ディレクトリID」の<ID検索>ボタンから、ポップアップされる画面を利用し、その意味と仕組みをしっかり理解しましょう。

  1. 全商品ディレクトリIDを「選択完了しました」と表示される階層まで選びます。(最大5階層)
    選択したディレクトリIDに応じて対象となるタグが表示されます
  2. 必要なタグの分類を選び、
    表示されたタグの中から適切な選択肢を選びます。
  3. <設定する>ボタンをクリックすると、選択中の「全商品ディレクトリID」・「タグID」が商品登録画面に反映されます。
慣れてきたら「全商品ディレクトリ・タグ入力補助ツール(Excel形式)」を利用し、CSVで一括登録する方法もあります。登録商品点数が多い場合は、このツールを使うとよいでしょう。


覚えておくべき3つのポイント!

  • どちらに登録するべきか迷ったら、お客様の立場で考えてみましょう。他店舗の登録状況を参考にするのもひとつの方法です。

  • 明らかに異なる全商品ディレクトリIDを登録した場合、それが故意によるものではなく、ミスによるものでも、違反点数制度の加点対象となる可能性があります。適正な設定を心がけましょう。

  • タグIDについては、ディレクトリIDから導かれるものだけでなく、おくりもの市場やキャンペーンなど、別途付与されたタグIDを入力するケースもあります。付与されたIDは保管しておく、対象期間が設定されているものは都度削除するなど、こまめな管理を行いましょう。

ミスが起こる原因を意識し、基本を見直そう
お客様が探しやすいように登録を見直して売り上げアップ

他の項目でも同傾向にありますが、ジャンルやタグの登録ミスの原因は特に

  1. 意味が分からないまま設定している
  2. 似た商品をコピーして使っている
  3. ガイドラインや仕様の変更を確認していない
の3つに集中しています。
  • 開店時は丸ごと業務委託した。
  • 登録方法を忘れた。面倒になった。担当者が変わった。
  • 日々の運営に追われ「楽天からの重要なお知らせ」はチェックしていない
といった状況に起因しているようです。

心当たりはありませんか?


集客に悩む店舗は、広告や楽天SEOなど「集客を増やす」施策だけに目を向ける傾向があります。「増やす」という感覚が前向きで楽しいのかもしれません。
しかし「集客をとりこぼさない」施策は基本です。地味な作業だと面倒がらず、定期的に確認しましょう。

ジャンルやタグの登録を適切に設定する。
今後もガイドラインの変更を理解し遵守する。
常に正しい情報を維持する。

ジャンルやタグの登録状況を見直すことにより、集客のとりこぼしを防ぐ。
それが「売上アップの基本」です。

著者

後藤 亜希子 (Akiko Goto)

三重県出身、日本大学生物資源科学部卒。大学在学中に子猫を拾ったことをきっかけに、ペット用品のECサイトを開設。進化し続けるECに魅了され、運営側から制作側へとシフトしていくことに。2008年5月、ウェブモ株式会社を設立。自身の経験を活かし、運営側目線のサポートを得意とする。ただシステムを構築するだけでなく、売れるネットショップ、運営効率のよいECサイト構築などに力を注いでいる。

ウェブモ株式会社:http://webmo.co.jp/

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