【韓国越境EC事情】日本市場年商10億円を目指す、女性アパレル通販「2PER」

CAFE24 JAPAN

韓国のECサイトは、越境ECに積極的な動きを見せていて、現地向けカスタムサービスの提供を受けることにより、日本のユーザーからも関心が高まっています。このコラムでは、ECプラットフォーム企業「cafe24」を通じて、越境ECに取り組むヒットショップとその理由について、ご紹介します。

起業3年目で越境ECに取り組み、日本市場で認知度強化

韓国アパレル通販「2PER(以下、ニプロ:http://2per.jp/)」は、起業して3年目の2016年、グローバルECプラットフォーム「cafe24」を通じて、日本向けECサイトを構築し、日本市場へ参入しました。

ニプロのチョ·デホ代表は、日本市場進出のきっかけをこう語ります。「韓国アイドルの人気と共に、20代女性ユーザーが購入する日本国内の洋服値段が、韓国に比べ3~4倍以上高いことから、弊社商品が価格的メリットがあると判断したわけです」。

ニプロの越境EC戦略は、差別化された商品やローカライズされた運営ノウハウです。まず、ニプロで取り扱う商品は、20代半ばまでの女性が気軽に着こなす女性らしいスタイルの商品が多いです。起業当初から手頃な値段で高品質な商品提供のため、様々な独自商品を制作しています。

「2015年独自商品のスキニーパンツは、着用感やフィット感を求める女性に向けて制作したので今も人気が続いています。発売以来、一日3,000枚以上販売されており、2015年第4四半期の売上が、前年比約5倍以上伸びた原動力になった商品です」とチョ代表は代表的ヒット商品について説明します。

ヒット商品「スキニーパンツ」

海外ユーザーの好みや買い物パターンに合わせたローカライズされたEC環境構築の一環として、日本ユーザーに馴染みの決済システムや配送サービスを提供しており、リピーターも増やしています 。

また、トレンディなファッションアイテムを迅速に伝えるため、日本語のECサイトも韓国同様の更新作業を行っています。新商品発売に伴い、サイト上やインスタグラムを通じて、多様なコンテンツ制作に取り組んでいます。

「ブランドの信頼性を購買決定要因として考える日本顧客の特性に合わせて、オンライン広告やSNS運営に力を入れてまいります。2年後に、日本市場向け年売10億円を目指し、積極的な取り組みを進めてまいります」とチョ代表は今後の目標について話します。

同時に、日本市場だけではなく、巨大市場の中国や英語圏進出に向けて、追加で越境ECサイト構築を計画しています。韓国や日本市場で培った運営ノウハウを活かし、越境ECビジネス拡大に取り組んでいく予定です。

チョ代表とのインタビュー

-ニプロを立ち上げた背景についてお聞かせください。
ニプロを立ち上げるまで、様々な経験をしてきました。大学3年生の時、ラクダ科動物アルパカの皮で作られたカーペットを販売することをはしめ、実店舗やECで商品を販売したんです。販売量を増やすため、マーケティングに取り組んだきっかけで、2年間オンラインマーケティング代理店も運営しました。オンラインマーケティング会社が持つ競争力を有効に活用する分野を探していたところ、ECを通じてニプロを立ち上げるようになりました。

-今後の取り組みについてお聞かせください。
越境ECにおける成果をさらに上げるため、さまざまな現地マーケティングチャネルを通じて広報に活用する仕組み化を図ります。最終的には、大勢のリピータを確保したブランドとして成長させることを目指し、顧客との積極的なコミュニケーションを進めていく予定です。

総評

ニプロは、韓国のファッショントレンドを提案すること、価格的メリットで韓国や日本でも成長を遂げています。徹底した現地化によるEC環境構築や積極的なマーケティングを通じて今後も、グローバル市場での活躍が期待される韓国アパレル企業です。


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