今日から始める!UGCマーケティングという新たな顧客獲得手法

堀田哲郎

これまで、UGCのECサイト活用や、広告クリエイティブへの
活用方法についてみてきました。

▼UGCのECサイトへの活用
第一回:https://www.ecnomikata.com/column/16296/
第二回:https://www.ecnomikata.com/column/16375/
第三回:https://www.ecnomikata.com/column/16414/

▼UGCの広告クリエイティブへの活用
https://www.ecnomikata.com/column/16468/

UGCの良さは分かったけど、具体的にどう進めるのか?
あまりイメージがついていない方も多いかと思います。

今回は、UGCの収集~活用までの具体的な手順をご紹介します。

UGCマーケティングの目的

UGCマーケティングの目的

当たり前のことですが、
制作コストを抑え、ユーザーに刺さる広告表現で広告パフォーマンスが上がれば、施策のROIが高まります。

これを実現する一つの手段が、UGCマーケティングです。

そのために、以下のサイクルを低コストでスピーディーに回していくことが必要になります。

STEP1. UGCの生成

これまでのコンテンツ生成のやり方は、社内のスタジオで撮影をしたり、代理店にお金を払って制作してもらったり、素材購入サイトでイメージ画像を購入したり、といった形が主流でした。

このやり方の課題は、お金と時間がかかる為クリエイティブの仮説検証を回すスピードが遅くなりがちという点です。SNS広告運用においては、クリエイティブの摩耗を防ぐため、クリエイティブの質と量を担保する必要があります。スピーディーな運用を回すために、これまでのやり方だとまわり切らないのです。

UGCの場合はどうでしょうか。
#タグで、自社商品やブランドを検索する。これだけです。
早速スマートフォンでInstagramを立ち上げ、検索してみください。

数多くのUGCがあれば、様々な切り口の素材を数多く発見することができます。また、最近ではスマートフォンの普及とカメラアプリの発達により、写真のクオリティも上がっています。従って、質と量を担保できるケースが多いです。

既に自社製品のたくさんの画像が投稿されていれば、STEP2に進みましょう。
あまり投稿がなかった場合は、モニター等でユーザーにコンテンツを作ってもらえるツールは多々あるので、是非調べて活用してみてください。

STEP2. UGCの収集・許諾

STEP2. UGCの収集・許諾

マーケティング素材として使いたいUGCをInstagramで見つけたら、早速利用の許諾をとってみましょう。DMでもコメントでも大丈夫ですが、私はコメントでオープンにやりとりするのをおすすめします。

そもそも人は承認欲求から投稿をしていますし、#タグでわざわざ商品名やブランド名をつけてくれている人は、その製品のファンか、少なくともポジティブに捉えている人です。

そこに企業から「是非広告やプロモーションに使わせてほしい」と連絡が来たら、多くの人がむしろ喜んでくれます。(当社実績で承認率は約60%)

こういったやりとりをオープンな場ですることで、生活者に寄り添った企業であることを伝えられると同時に、それを見た他のユーザーが投稿をしてくれることもあるでしょう。

「投稿がたくさんありすぎてどれを選べば良いか分からない」「1件1件コメントを送るのは社内リソース的に無理」という方は、こちらもツールで機械的に行いましょう。
▼当社でもツールをご用意しています
http://bit.ly/2yDj1OQ

STEP3. UGCの編集・加工

STEP3. UGCの編集・加工

量・質共に担保されたUGCが集まったら、そのまま活用するのも良いですが、やはり最適な形に編集・加工するのが理想です。

画像は、UGCをそのまま使わず、ユーザーが自分で加工したかのような手書き感のある文字を加えた例です。今は様々な加工アプリがあるので、ユーザーが気軽に画像を加工して投稿しています。その世界観により近づけた結果、効果が改善しました。

また、一口にSNSと言っても、Facebook・Instagram・LINEでは、ユーザーの属性や心理が異なるため最適な編集・加工も異なります。是非いろいろと検証して自社製品ならではの勝ちパターンを見つけてください。

STEP4. UGCクリエイティブの出稿・最適化

いざ出稿した後は、FacebookやInstagramは最適化の精度が高い為、ある程度媒体の最適化に任せることも重要です。

むしろ、様々なUGCを見て、まだ見つけられていない顧客ペルソナの模索や、より良い広告コミュニケーションの仮説構築にしっかりと時間を使いましょう。

広告クリエイティブだけでなく、ユーザーが意思決定をする場である遷移先に目を向けることも重要です。
▼こちらの記事に詳しいです。
https://www.ecnomikata.com/column/16468/


以上、UGCマーケティングの具体的なフローや考え方について見てきました。

繰り返しになりますが、SNS広告においては、いかにPDCAをスピーディーに回すかが勝負になります。これまでのバナー制作と異なり、UGCは数多くの思いもよらない切り口の素材を検証できる強みがあります。「本当にこの画像が良いのか。。。?」等の疑問は一旦置いておき、できるだけ様々なパターンを試してみてください。

ユーザー視点の考え方を大事にすることが、SNS施策の効果をより高めていくことにつながります。


著者

堀田哲郎 (Hotta Tetsuro)

2015年アライドアーキテクツ入社。
主に自動車・住宅業界等の大手メーカー企業に対する、Facebookを中心としたソーシャルメディアマーケティングの戦略策定と運用に従事。
日本企業の海外市場に向けたソーシャルメディアマーケティングの展開を支援。

2017年4月より新規営業活動に従事し、同年8月より同社UGC事業部立ち上げに参画。
これまで正解とされてきた「いかにもな広告」が嫌われる時代。そんな時代に求められる新たな広告手法として、生活者が作ったコンテンツ(UGC)を活用した
UGCマーケティングを推進。BtoCメーカー企業様を中心に、UGCマーケティングの営業活動や登壇活動に従事。

https://www.aainc.co.jp/service/letro/