2017年6月の中国のスキンケアとコスメのオンライン広告データ

賈 韶蕾

2017年6月の中国のスキンケアとコスメのオンライン広告データ

2017年6月のスキンケア商品とコスメ商品のオンライン広告支出は全体で9663万元に達することがわかりました。

ビオレのオンライン広告支出は1314万元で、全てのスキンケアブランド、コスメブランドの中でトップにランクインしています。また、リターンは1068万元、オレイは805万元の広告支出でそれぞれランキング第2位、3位につけています。

最新のデータによると、企業がスキンケア商品とコスメ商品のオンライン広告を掲げるプラットフォームとして好む傾向にあるのが、動画サイト、ファッションウェブサイト、ポータルサイトです。

2017年6月のスキンケア商品とコスメ商品の広告収入は、動画サイト、ファッションウェブサイト、ポータルサイトがそれぞれ3637万元、2030万元、1904万元に達しています。

このようにかなりの収入を見込めるので、これらのプラットフォームのオンライン広告シェアは、それぞれ37.6%、21%、19.7%となっています。


著者

賈 韶蕾 (SHAOLEI JIA)

中国山西省出身、2010年来日し、2015年に(株)ヴァリューズに入社。
化粧品や日用品のメーカー企業を中心にコンサルティングを行う。
来日後は日本語の勉強をしながら、日本の人気商品を中国で販売するビジネスを3年間行っていたため、
この“転売”経験を活かし、現在は日本市場のマーケティング調査だけではなく、中国市場の分析事業も担当している。

https://www.valuesccg.com/-/china/