EC-CUBEってどうなの? カートの基本知識も踏まえて解説!

ECのミカタ マーケティング部

独自ドメインのECサイトを構築するためには、ショッピングカートが必要になります。その中でも有名なEC-CUBEがありますが、皆さん一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。そのEC-CUBEとはどのようなものなのか、EC-CUBEが他のカートと何が異なるのか、メリット・デメリットをご説明させていただきたいと思います。それではまず、基本となる2種類のショッピングカート、ASPカートとECパッケージの違いから解説いたします!

ASPカートとECパッケージの違いとは?

独自ドメインのECサイトを始める際、サイト構築システムを利用するのが一般的です。そのシステムは大きく2つに分けられ、ASPカートとECパッケージと呼ばれています。

■ASPカート (Application Service Provider)
こちらは賃貸のように月々の基本料金を支払って利用するシステムになります。クラウド上で作られているシステムになるので、何か新しいツールがアップデートされたらその都度更新することが可能です。また、比較的安価で利用できるのが魅力的です。ただ、ある程度テンプレートが決まっているので、機能やデザインの独自カスタマイズがしにくいというデメリットがあります。

■ECパッケージ
パソコンのソフトみたいなイメージをしてもらうと分かりやすいかと思います。ひとつのパッケージを購入し、独自でカスタマイズしていくシステムになります。ASPカートよりは、少し費用が高くなりますが、独自で自由にカスタマイズが出来るので、他と差別化はしやすいかもしれません。ECパッケージの中にも分類があり、基本的に〈システム料金+カスタマイズ代やサーバー利用料〉というような料金体系が一般的です。

その中でオープンソースであるEC-CUBEはシステム利用料無料になります。

EC-CUBEのメリット・デメリット

オープンソースとはソースコードを一般に公開し、誰でもそのシステムを無料で利用できるものになります。EC-CUBEはそのオープンソースになるので、いつでも無料でダウンロードすることができ、ソースコードを独自にカスタマイズすることが可能です。それでは、無料で利用できるEC-CUBE、メリット・デメリットはどういったところなのでしょうか。

〈メリット〉
まずは費用面です。何回も申し上げている通り、オープンソースであるEC-CUBEは無料ですので、費用がかからずECサイトを構築できます。また、ECサイトに必要な機能がある程度付いているので、フルスクラッチで最初から作るよりは簡単にECサイトを始められることが魅力的です。EC-CUBEは国内で開発されたものなので、日本人にとって使いやすいシステムになっております。

〈デメリット〉
無料のシステムになるので、有料のカートに比べるとセキュリティ面に不安があります。他のカートはサービスを提供している会社がプログラムを改善するアップデートなどを行ってくれますが、EC-CUBEは全て自分で解決する必要があります。もし、何かトラブルがあった場合でも、基本的には自分で対応するので知識がないと難しいでしょう。システムエラーなどがあっても責任を取ってくれるような会社はございません。もしEC-CUBEを使ってECサイトを始める場合は、そこを踏まえて始めないと、後に大きなトラブルになりかねないので、気をつける必要がありますね。


このように無料で利用できるEC-CUBEですが、メリット・デメリットをしっかり理解して利用することが重要となります。最近はEC-CUBEを使って、カスタマイズを行うサービスを提供している会社もあるので、利用するのも手です。



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ECのミカタ マーケティング部