Amazon特別ギフト券、コンビニで発売!ギフトの進化

ECのミカタ編集部

 誰かに何かをプレゼントする際、当然相手の好きなものを贈りたいところだが、それを知るのが難しい。そこで重宝するのが「ギフト券」だ。好きなものを、好きな時に買ってもらう。そのために、ギフト券は、最適なプレゼントの形だろう。そんなギフト券の中でも人気の高い、「Amazonギフト券」が、特別デザインで、コンビニ店頭で購入できるようになった。このギフト券の展開から、ECによるギフトの進化までを考えていく。

メッセージが印字された特別デザインのAmazonギフト券

メッセージが印字された特別デザインのAmazonギフト券

 Amazon Gift Cards Japan株式会社は、関東地区の主要コンビニエンスストア等(※)の店頭限定で「Amazonオリジナルギフトボックス付 特別デザインギフト券」の販売を開始した。このギフト券は、従来のプラスチックカード型のAmazonギフト券に、誕生日やプレゼント用のメッセージを印字した特別デザインとなっており、Amazonボックスをミニチュア化したギフトボックスに同梱されている。

※現時点(2016年9月12日)での販売予定店舗。
・セブン-イレブン
・ローソン
・ファミリーマート
・サークルKサンクス
・ミニストップ
・ココカラファイン

 このギフト券は、Amazon.co.jpで取り扱う2億種類以上の商品・サービスの買い物に利用することができる。券種は、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円、バリアブル(1,500円から50,000円の範囲で、1円単位で金額指定が可能なカード)の5種類に加え、Kindleデザインの3,000円、5,000円の2種類。店頭で販売されているカードをレジに持っていき、代金を支払うと、ギフト券が有効になり、サイトで利用することができるようになる。

 「ギフト券」は相手に好きなものを選んでもらえるという良さがあるが、ただのギフト券を贈るだけだとどこか味気無さを感じる。せっかくの贈り物ならば、包装などを工夫して相手に喜んでもらいたいという思いがある。それを叶えたのが、今回の「Amazonオリジナルギフトボックス付 特別デザインギフト券」である。このギフト券ならば、メッセージ性があり、ユーモアのある箱も、ギフトに最適だ。

 Amazonは、「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」「地球上で最も豊富な品揃え」をビジョンに掲げている。今回のギフト券にしても、多くの人に利用の機会があるAmazonギフト券に、特別感を加え、さらに近所のコンビニで購入できるという利便性など、ユーザー視点のビジョンがよく表れているように思う。

EC利用が増加、変わりゆくギフトの形

 マイボイスコム株式会社が実施した「ギフトに関するアンケート調査」によると、昨年1年間に贈ったギフトの購入場所は、「オンラインショップ」が4割強を占めていた。ECを選ぶ理由は様々であり、「選びやすくラッピングの希望もしやすい」や「ポイントやクーポンのほか、お得に購入できるという点が大きい」などの声が挙がった。また、ECならではの方法で少し変わったギフトを贈ることができることも魅力だろう。

ECが贈る心温まるギフトはこちらへ

 相手の好きなものやギフト券といった「もの」を贈ることがギフトの定番となっているが、近頃は「シーン」を贈ることも流行しつつある。ソウ・エクスペリエンス株式会社が運営するWEBサイト「SOW Experience」では、“楽しい体験”をギフトとして贈ることが可能。様々な体験や旅の1シーンを贈ることで、相手にかけがえのない時間を過ごしてもらうことができる。ギフトを贈りたい、大切な相手だからこそ、楽しい時間を贈りたい。そのような願いをECが叶えたのだ。

 昔よりもギフトの幅が広がった現代。さらに、店舗に行かなくてもECを利用すればどこでも選べるようになった。選択肢が多数あるからこその迷いが出てくるが、その迷った時間は決して無駄ではない。きっと、相手の喜ぶ顔を想像しながら選んだギフトは、きっと相手の笑顔に繋がることだろう。

「SOW Experience」の仕組みはこちらへ


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