借りた服を購入?新ファッションレンタル「GIVE ME」

伊藤 愛沙美

ファッションレンタルサービスが定着しつつある現代。働く女性を中心に利用者が増加傾向にある。そこでレンタルした服を「そのまま欲しい!」という女性も増加しており、そうしたニーズに応える新感覚のサービスがリリースされた。

これまでのファッションレンタルサービスのタブーを破る

 株式会社サンドリヨンオムは、ファッションレンタルサービスとオンラインショッピングが融合した「GIVE ME」をリリースした。「GIVE ME」とは、ファッションレンタルサービスで借りた洋服をそのまま自分の洋服にすることができる新しいファッションサービスである。

 利用方法は、まず「GIVE ME」に会員登録を行い、登録が承認されたら、欲しい洋服を見つけて「返却しない前提」で14日間レンタルをする。レンタル期間中、「着てみたら意外に良くて欲しくなった」と思った場合は、そのまま返却しなければその洋服が自分のものとなる。逆に「もっと色んな洋服を試したい」「着ていて飽きてしまった」という場合は、14日間以内に返却をすれば、返却が確認され次第、次の洋服をおよそ50%OFFのレンタル額でレンタルすることができる。

 取扱いブランドに関しては、日本未入荷のインポートもの。結婚式の二次会やパーティー、高級レストランやラウンジといった様々な利用シーンで着ることができるドレスを多く取り揃えている。

 「GIVE ME」では、「買った洋服をいくら着た後でも返却できる」「レンタルした洋服を返さなくても良い」という今までのファッションの楽しみ方でタブーな部分をサービスとして利用することができる。月額費は一切かからず、自分の欲しいタイミングで欲しい洋服のみをレンタルすることが可能だ。テンタルした洋服を自分のものとする際にも、洋服の代金は最初のレンタル料金に含まれ新たな費用がかからないため、「購入する」という感覚がないのも特徴だろう。

ファッションレンタルサービスの需要

 株式会社ジャストシステム(以下、ジャストシステム)が実施した「月額制オンラインファッションレンタルサービス利用動向調査」によると、ファッションレンタルサービスについて「知っている」と回答した人は49.3%、「すでに利用している」と回答した人は5.8%であった。年代別では、20代が8.5%で最も利用している割合が多く、30代は5.3%、40代は3.7%となった。

 ファッションレンタルサービスを利用していない人でも興味を持つ人が多く、その理由は「ファッションにかける費用が安くなると思うから」(50.5%)が最も多い回答であった。次いで「流行のファッションにも気軽にチャレンジできるから」(47.3%)が続いた。

 女性の活躍の場が増える中、「ファッションレンタルサービス」が活躍している。オシャレはしたいが、忙しくて洋服を買いにいく暇がない。そういった時にECを通して買い物をしたり、ファッションレンタルサービスで洋服を借りたりする。

 さらに、ファッションレンタルサービスでは、流行をおさえた旬のファッションが多いため、いろいろな洋服を試したいオシャレな女性にとっては特に嬉しいサービスだろう。それがジャストシステムが実施した調査結果に反映されている。今回の借りた洋服をそのまま購入できる「GIVE ME」の登場により、これまで以上に新しい形でオシャレを楽しむ女性が増えていくのではないだろうか。

記者プロフィール

伊藤 愛沙美

中学生に観た「未来予想図~アイシテルのサイン」の松下奈緒さんが演じる編集者に憧れ、編集者を目指すようになった。
webライターや編集アシスタントの経験をし、ますますライターや編集の仕事が好きに!
多くの人の心に届くような記事を書くことが目標!
最近執筆したお気に入りの記事は「EC店舗の売上高が10億円に達するための道のり(https://goo.gl/vezBBv)」、「千趣会の新ブランド「kusu kusu works」が志すもの(https://goo.gl/5DVncC)」です!

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