楽天グルメの頂点はこの店舗!美味しさの殿堂入りを目指せ

石郷“145”マナブ

「楽天グルメセレクション」がスタート!

 グルメの殿堂がここに集う。

 楽天株式会社(以下 、楽天)は「楽天市場」の4万超の店舗が扱うフードジャンル商品の中から、厳正な審査を通過した高品質の商品を「楽天グルメセレクション」として認定する制度を開始した。

 第一弾はスイーツジャンルだ。具体的には「楽天市場」のスイーツを愛するユーザーを一般審査員として、パティシエ界の巨匠やスイーツジャーナリスト等、スイーツの専門家を特別審査員として迎え、「楽天市場」の出店店舗から応募されたスイーツ商品を「味」「見た目」「価格」の観点から審査する。

 参加した特別審査員は、審査委員長の日本スイーツ協会代表理事 辻口博啓さん、パティスリー タダシ ヤナギ オーナーシェフ 柳正司さん、トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長 中村貞裕さん、平岩理緒さん、あまいけいきさんという錚々たる顔ぶれ。

グランプリと審査員特別賞は?
 さて、気になる商品の話だ。どんなものが選ばれたのか。

 今回は、ちょっと趣向をこらして、日本スイーツ協会 スイーツコンシェルジュ アドバンス佐藤ひと美さんと一緒にまわって話を聞いてみた。まずは、大賞となったのは、南陽軒(http://www.rakuten.co.jp/okashi/ )の「100%本物の栗きんとん」だ。

「何と言っても風味が良いんです。栗のくだいた破片をこの中に入れているからでしょう。この商品は、地元で仕入れる栗をはじめ、鮮度が高い栗を裏ごしせずに、手作りなので、愛情たっぷりです」

 そして、審査員特別賞は、柏屋オンラインショップ楽天市場店(http://www.rakuten.co.jp/usukawa/ )の「柏屋薄皮饅頭こし」だ。「職人による自家製のあんは程よい甘さで、特に、このこしあんが世代問わず、愛されているんです」。

ちょっと待ってください!これもオススメです!

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 立ち去ろうとすると「これは個人的にオススメしたい」とサロンドロワイヤルの 「プレミアムピーカンナッツ」を紹介された。ピーカンナッツを香ばしくキャンディコーディングし、チョコレートで包んだ「ピーカンナッツチョコレート」とブロンドチョコレートのコラボにより実現したプレミアム商品だ。

 「しっとりしていて、甘いのですが、控えめの落ち着いた甘さなので、一度食べると止まらないんです」。すると、執行役員河野奈保さんも参戦。「これ、ワインにも合うんですよ」と。

あの店のスイーツは選ばれた!?次のページで紹介します

次は自分の店舗かも。未来を明るく照らすセレクション

次は自分の店舗かも。未来を明るく照らすセレクション

 他にも、いくつかの商品が、この「楽天グルメセレクション・認定スイーツ」に選ばれているので、ここではそれを紹介したい。まずは、「抹茶スイーツ宇治茶 伊藤久右衛門」の宇治抹茶生チョコレート。このチョコは上質茶葉のみを伝統の石臼挽き製法で挽きあげた宇治抹茶の風味を際立たせるため、甘さを抑えたホワイトチョコとの配合にこだわっている。

 そして、「金沢百番街」の≪森八≫宝達。北海道産の純良な小豆を上品な甘さの粒あんに炊き上げ、モチモチした食感が特徴の焼皮で包んでいる。仕上げに御用金山にちなんだ金箔をあしらい、金沢らしい華やかさを添えて仕上げているのも面白い。

 「おいもや」の二代目干し芋も選ばれている。糖度の高い「紅キセキ」のサツマイモを使用した干し芋。独自の製法をもって、柔らかく、新食感のお芋スイーツとして開発している、まさにシンプルイズベスト。

 「神戸モリーママ」のラスク・マリアージュ〈プラチナセレクション〉も認定入りだ。シンプルで優しい味わいが特徴の神戸伝承フレンチバケットラスクに、洋菓子をマリアージュ(調和)させた新感覚のハイブリッドなラスクだ。

 心から美味しいと思えて、もっといろんな人の目に触れるべきなのに、それができていない店舗。そこに、いかに日の目を当てられるか、EC業界の一つ一つの店舗が輝くポイントがきっとある。まだ見ぬ素敵なショップはこの他にもきっとあるだろうし、その意味で、こうした企画によって、ショップが発掘されることは、必ずや未来に明るい光を灯すだろう。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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