11/23からユニクロ誕生感謝祭開催！顧客から愛される理由

　ユニクロは、11月23日（水）から29日（火）の7日間、“32周年 誕生日感謝祭”を実施することを発表した。それに加え、「ユニクロ直伝！感謝祭 徹底攻略10か条」も公開した。今回は、10か条のうちECに関連する1～5条を掘り下げて考えていく。

感謝祭は実店舗・ECで同時開催

　今年の感謝祭は、昨年の4日間から7日間に延長したほか、冬の人気アイテム「ヒートテック」をはじめ、各種人気商品を通常以上の割引価格・超目玉商品として販売する。さらに、10,000円以上購入した人にノベルティグッズのプレゼント（先着100万名）など、様々な感謝企画が用意されている。

　毎年、開店前から行列ができるなど大好評だが、仕事や学校などで直接店舗に行けない場合や、店内の大混雑で人気商品が早々に売れてしまう場合がある。そういった場合でも、感謝祭を賢くお得に活用するポイントとして、“ユニクロ最大の旗艦店”「ユニクロオンラインストア」がある。そのオンラインショップと店舗を上手く活用するために、「ユニクロ直伝！感謝祭 徹底攻略10か条」が存在する。

ユニクロ直伝！感謝祭 徹底攻略10か条

■～並ばなくとも楽しめる！オンラインストア最大活用編～
① オンラインストアは店舗より感謝祭がいち早くスタート！
② オンラインストア特別商品も感謝祭価格でお買い得に！
③ オンラインストア特別サイズ（メンズ XS～4XL、ウィメンズ XS～3XL、キッズ 100～ 160cm）も感謝祭価格に！
④ 色・サイズが決まっていれば、24 時間いつでも買えるオンラインストアでの購入が便利
⑤ お目当て商品は「ユーザーからのコメント」欄を参考に！

■お買い物はやっぱり店舗で！ 店舗の裏ワザ編
⑥ ノベルティグッズは午前中が狙い目！
⑦ 感謝祭の目玉！ヒートテックなどのインナー類の売り場は店内奥に
⑧ 試着は極力事前に済ませておくこと！前後のサイズも確認するとなおよし
⑨ レジ待ち中にハンガーを外しておくと、お会計がスムーズに！
⑩ サイズ補正は後日実施が吉。受け渡しはレジではなくカウンターへ

注目すべき、オンラインストアの5か条

　「ユニクロ直伝！感謝祭 徹底攻略10か条」の中、注目すべき点は、ECに関連する1～5条だ。

【～並ばなくとも楽しめる！オンラインストア最大活用編～】
①オンラインストアは店舗より感謝祭がいち早くスタート！
　通常、オンラインストア上で商品情報が更新される時間は、午前3時頃～午前5時頃の間。もちろん、感謝祭もその時間帯に更新されるため、店舗よりも一足早く感謝祭が開始される。

②オンラインストア特別商品も感謝祭価格でお買い得に！
　オンラインストアでしか取り扱っていない商品も感謝祭価格となっており、賢くお得に買い物ができる。

③オンラインストア特別サイズも感謝祭価格に！
　オンラインストアでは、取り扱いのない「特別サイズ（メンズXS～4XL、ウィメンズXS～3XL、キッズ100cm～160㎝）」のラインナップも豊富に取り揃えている。もちろん、これらも感謝祭価格で購入することが可能だ。

④色・サイズが決まっていれば、24 時間いつでも買えるオンラインストアでの購入が便利
　購入する商品が既に決まっている場合は、好きな時間で購入できるオンラインストアを活用した方が便利だ。さらに、1回の注文で商品代金合計が税抜5,000円以上の場合や初めて利用する場合は送料が無料となる。なお、商品受け取り場所も「コンビニ」を指定できるため、好きな時間に受け取ることも魅力だ。

⑤お目当て商品は「ユーザーからのコメント」欄を参考に！
　オンラインストアには、「口コミ欄」が存在する。欲しい商品を探す際には様々な情報が必要となり、これを参考に購買を決めるユーザーも多いだろう。

　そもそも、この5か条は、ユーザーに向けて出されたものだが、見方を変えるとEC戦略となる。例えば、3番目の条項で、オンラインストア限定で特別サイズを販売しているとあるが、サイズのことを気にするユーザーにとっては、人目を気にすることなく、自分のサイズを堂々と購入することができることは、ECサイトのメリットを最大限生かしたものと言えるだろう。

　ユニクロが提案するお客様にとってのメリットは、結果的に、ネットショップ側も商品を販売する上で、意識しておきたいことだ。ユニクロが何を意識し、ECショップをどうお勧めしているかを知ることで、それは、自らの店舗戦略にも活かせるのではないか。