カラーミーショップがAmazonログイン&ペイメント導入、新賞も開設へ

ECのミカタ編集部

 GMOペパボ株式会社が運営する「カラーミーショップ」は、Amazon.co.jp(以下、Amazon)のアカウントでの支払いを可能にするオプション機能「Amazonログイン&ペイメント」を提供する。

カラーミーショップが抱える課題「離脱」

 「カラーミーショップ」は、“低価格・高機能”をコンセプトに、多彩な機能とカスタマイズ性を備えた国内最大の有料ネットショップ運営のサービスである。利便性の高い管理者ページや豊富な拡張機能、充実したカスタマーサービスを備えており、個人運営のショップから企業が運営する大型ショップまで多様なショップが利用している。

 そういった様々なショップがある中で、昨今ではスマートフォンやタブレットから商品を購入するユーザーも増え、会員登録や注文画面における情報の入力が障壁となり、購入を途中で諦めてしまう「離脱問題」を抱える店舗が多くなっていたという。そのため、情報の入力にかかる購入者の手間を軽減し、注文画面からの離脱を防止し、新規顧客を獲得することが課題であった。

入力の手間を省き、購入率の改善を狙う

 前述の課題を解決すべく、今回、Amazonログイン&ペイメントを導入することとなった。これにより、アマゾンアカウントを持っている顧客は、アマゾンアカウトでログインできるようになり、情報入力の手間が軽減されるため、離脱率の低減と購入率の向上が期待できる。

 カラーミーにおけるAmazonログイン&ペイメント導入は、12月8日からネットショップ運営者の申込受付を開始し、決済システムを担うGMOイプシロン株式会社とAmazonによる審査を経て、2017年2月1日(水)から順次提供していく。

 既に様々な企業で導入が進んでいるAmazonログイン&ペイメントだが、特にカラーミーでのポイントとして、3つある。1つ目は、月額料金2,000円と、他サービスと比較しても安値で利用できること。2つ目は、導入説明会が12月~1月東京・大阪にて実施されること。そして3つ目が、.カラーミーショップ大賞2017に「Amazon ログイン&ペイメント」による新賞が開設されることだ。
 
 スマートフォンやタブレットを利用する顧客が増加したことで、情報の入力を手間だと感じる顧客が増えている。それに対応するサービスとしても「Amazonログイン&ペイメント」の注目度が高まっている。EC業界の変化は早い。今回カラーミーショップがAmazonログイン&ペイメントを導入したように、常に顧客から求められていることを考え、それを実行していくことは大切だ。

 実際、Amazonログイン&ペイメント自体も、定期購入機能の追加など、変化を続けている。アマゾンのイメージや提供しているサービスも、従来のままではない。かつての成功例だけではなく、今、顧客が求めていることは何なのか、そこを考えていくことが重要だろう。


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