【SLIコネクト開催】SLIの検索システムが世界に選ばれる理由①

ECのミカタ編集部

 ニュージーランドを代表するIT企業であり、ECの分野において世界中に検索エンジンのソリューションを提供しているSLIシステムズ(以下、SLI)が、現状の報告や新サービスなどを発表するべく、「SLI CONNECT」と題したセミナーをニュージーランド大使館で行った。

この「SLI CONNECT」について、全3回に分けて連載していく。当記事では、セミナーの中で語られたSLIの歴史や最近の状況について紹介したい。

【SLIコネクト開催】SLI検索エンジン導入企業が語ったこと②
https://www.ecnomikata.com/ecnews/12693/

第一部:歴史とともに進化してきたSLIの技術

 各代表者による当セミナーでの登壇は、第一部~第三部までの構成の中で展開された。まず第一部では、SLI チーフイノベーションオフィサー Dr.ショーン・ライアン氏によるキーノートスピーチ、そして、SLIシステムズジャパン セールスディレクター 大平茂氏による、「SLIのサイト内検索について」の説明があった。

 1999年に創業したSLIは、人工知能を核としてユーザーの行動履歴を学習するキーワード検索ソリューション「ラーニングサーチ」を開発し、2001年に特許を取得した。この「ラーニングサーチ」は、ECサイトに訪れたユーザーの行動履歴を学習することで検索結果を自動で改善し、継続的に最適化していくSLIの中心的な技術だ。

 SLIはこの「ラーニングサーチ」を軸に、サイトチャンピオン、ナビゲーション機能、マーチャンダイジングコンソール、サジェスト機能、形態素解析による自動辞書機能、レコメンデーション、カスタムランディングページ作成機能と、続々と新機能をローンチしてきた。

 歴史の変化とともに、実装の柔軟性、迅速な導入に加え、このようなカスタマイズ性の高いソリューションを提供してきたSLIは、ECサイトの収益最大化に貢献している。

「SaaS型サイト内検索導入実績数」

 そして2013年に日本法人を立ち上げたタイミングには上場も果たし、グローバル展開も積極的に行ってきた。SLIのアメリカにおける「SaaS型サイト内検索導入実績数」は、競合と比較しても大きな伸びを見せており、世界中の600社・1000サイト以上に導入されている。

 そもそもなぜ検索システムはECサイトにとって重要なのだろうか。

第一部:検索システムがECサイトに必要なワケ

SLI チーフイノベーションオフィサー Dr.ショーン・ライアン氏

 SLIの調査によると、ECサイト内で検索システムを利用するユーザーは、利用しないユーザーと比べて平均注文額が11%も高いことがわかった。またECサイト全体における売上の約6割が検索を利用して商品を購入したユーザーによるものなのだ。検索窓をサイト上のどこに配置するかが、ECサイトの売上を左右しているともいえるだろう。

 実際にSLIラーニングサーチのサジェスト機能である「リッチオートコンプリート」は、検索窓に入力された文言からユーザーが探しているであろう商品をいち早くリスト表示することができ、コンバージョンの改善に大きく貢献している。

 その他にもSLIラーニングサーチでは、ビジターの意図を理解する事で、検索結果の最適化を更に高めるための類義語設定や、0件ヒットへの対応など、様々な機能でユーザーの離脱を阻止している。

 SLIが提供するこうしたサイト内検索サービスは世界中のECサイトに評価されており、昨年の売上高は3500万ニュージーランドドル(約28億円)と、大きな支持を得ているのだ。

 では実際に、日本国内においてSLIの検索システムを導入しているECサイトはどのような感想を抱いているのだろうか。国内ECサイト3社による導入事例は、次回公開の記事で紹介したい。

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