2016年利用者が増えたSNSは?スマホECの拡大が明らかに【ジャストシステム調べ】

だて まいこ

 株式会社ジャストシステムが運営している「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」は、2016年1月~12月までの1年間の調査データをまとめて分析し直し、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 2016年度総集編」として発表した。

約7割がスマホでECを楽しんでいるという結果に

 2016年は、パソコンからではなくスマートフォン(スマホ)からECを楽しむ傾向が高まった一年であった。というのも1月には、インターネットに接続する機器としてノートPCが63.4%であったのだが、12月になると57.8%にまで減少し、スマホが72.0%で追い上げた。

 スマホのキャリアのシェアについて、1月に34.7%で1位の座についていたNTTドコモだが、12月調査では31.3%を獲得したauに首位の座を譲る結果となった。ただ、auはシェアがほぼ横ばいであり、NTTドコモが減少、ソフトバンクが増加しているという背景がある。

 各社とも、ECに関係してくるポイント施策を活発的に取り入れているため、なかにはポイントを加味してスマホを選んでいるユーザーもいると考えると、キャリアのシェア率というのはEC事業者にとって関係のない話でもない。

 そして、スマホ自体の利用率について、2016年1月時点ではフィーチャーフォンが34.1%、スマホが60.5%となっていたが、12月にはフィーチャーフォンが23.4%、スマホが73.2%と、スマホの利用率が大きく増加した。特に、10代女性の92.0%、20~24歳女性の98.0%、25~29歳女性の92.0%がスマホを利用しているという結果もでている。

1年でSNSも変化が?最も利用率が伸びたのは「LINE」

 SNSで最も利用率の伸びが大きかったのは、1月の調査で記録した47.3%から12月には61.9%まで増加した「LINE」であった。また、1月の調査で「Instagram」は認知率が76.5%だったのに対し、12月の調査では89.5%にまで増加し、「Facebook」(96.4%)、「Twitter」(97.0%)「LINE」(97.0%)、「Youtube」(98.2%)の認知度に近づいてきた。

 「Instagram」は、未だその利用率こそ高くないものの、認知度が急激に伸びていることを考えると、今年は更に多くのユーザーに利用してもらえる機会が増えるのではないだろうか。年末には、SNSの利用率の順位に変化が見られるかもしれない。

 2016年は特にスマホECへのシフトが印象的であったが、2017年はそのスマホを中心としてECがどのような進化を遂げるのかにも注目したい。

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記者プロフィール

だて まいこ

横浜大好きハマっ子記者。学生の頃、恩師に文章で感動を伝えることの楽しさを教えてもらい記者を志すことに。夏は音楽フェス、冬は高校サッカー観戦、雨の日はお家で映画を観てます。正しい情報を正しく発信し、ECの力になるニュースを届けます。

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