日本初!バックヤード特化型メディア「B.Y」が登場

ECのミカタ編集部

ネットショップのバックヤードプラットフォームを8年運営してきた株式会社アイル(以下、アイル)が日本発のバックヤード特化型メディア「B.Y」をリリースした。

バックヤードの人を取材し、ストーリーを広く伝える

 経済産業省公表によると、日本の電子商取引の市場規模は13.8兆円であり、年間3~4%の市場を拡大している。こういったEコマースの市場拡大の背景にはAmazonや楽天などの大型モールによる販路拡大が関係している。

 その中でEコマース運営店舗のバックヤード業務は煩雑化が進み、アイルは複数ネットショップ一元管理ASPサービス「CROSS MALL」によって、Eコマースのバックヤード業務の効率化や自動化を推し進めてきた。その結果、バックヤードは、“運用業務”(受注、出荷、在庫、顧客対応)で店舗を“支える立場”から“クリエイティブな発想で店舗を前に進める存在”になりつつある。

 こういったように、Eコマースにおけるバックヤードが「次」のフェーズを迎えている中、バックヤードの人を取材し、そのストーリーを広く伝えることで、契約者はもちろん、Eコマースの一助になりたいと思い、「B.Y」をリリースした。

初回掲載企業は「BACKYARD AWARD」を受賞した3社

 今回、「B.Y」の立ち上げにあたっては専任のコンテンツ編集チームを作り、取材・記事の作成を行っている。一貫した質の高い編集が可能になり、WEBメディアとしての責任と真の意味で業界の一助になるコンテンツを発信していく。

 また、WEBサイトのデザインは異なるテキストと写真の構成ではなく、取材インタビュー動画や写真をリッチに使用する。閲覧者のアクションによって記事内容の裏側を覗くことができるような仕掛け「B.Yモード」を開発した。なお、初回掲載企業は以下だ。

【初回掲載企業】
・ヤッホーブルーイング
・P.B.I
・IKEUCHI ORGANIC

 これらの3社は、「バックヤードフェス2016」で「BACKYARD AWARD」を受賞した。それぞれの企業で個性的な方が現場でいきいきと業務にあたっている様子や、運営のこだわりなどを取材した内容となっている。

 EC利用者が増加するに連れ、様々なEC店舗が登場している。しかし、ECを立ち上げるまでには大変なことが多々あり、それを乗り越えてECを立ち上げている。そういった、EC店舗のストーリーを知ることで、励みになったり、新たな視点で物事を考えられたりとプラスの影響をもたらすことだろう。EC店舗が増加している今だからこそ、「B.Y」が必要なのかもしれない。

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