『検索』が支援に?Yahoo! JAPAN「3.11応援企画」を公開

ECのミカタ編集部

 ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、「3.11」と検索すると、一人につき10円をYahoo! JAPANが復興支援に携わる団体に寄付する『Search for 3.11 検索は応援になる。』など、誰でも参加できる4つのチャリティーアクションと、防災について考えるコンテンツなどを紹介する特集「3.11応援企画」を公開した。

 この特集は東日本大震災の被災地だけではなく、熊本地震被災地への支援のためにも行われている。
 
 3月11日に改めて被災地に想いを寄せ、被災地の現状を伝えるとともに、参加しやすい具体的な支援方法の提案や、防災の意識向上を促すためのコンテンツ提供を通じて、 震災の記憶の風化防止と継続的な復興支援につなげることが目的である。

 今回で4回目となる『Search for 3.11 検索は応援になる。』をはじめ、『オークションは応援になる。』 『寄付は応援になる。』 『「買う」は応援になる。』といったチャリティーアクションと、2013年より被災地で開催している自転車イベント『ツール・ド・東北』の紹介や、東日本大震災から6年を経た復興の現状をグラフ付きの記事で紹介する『震災復興のいま』も公開する。

 さらに、首都圏で地震が起きた場合の状況を、スマートフォンを通じて疑似体験できる『大震災シミュレーション』コンテンツも3月11日に公開を予定している。

 インターネット以外でも、1人でも多くの人が震災当時のことを思い返し、防災意識を高める事を目的として、16.7mの津波の高さを知る広告を3月6日から12日まで、銀座 ソニービルに掲載している。

 この広告のテーマは、「防災は、想像から。」であり、津波の最大の高さ16.7mの脅威を想像できるシンプルなデザインとなっている。気象庁が発表した中では岩手県大船渡市の16.7mの津波が最大であった。数字だけでは伝わらない脅威を広告そのもので視覚に直接伝えるというのは、とても効果的な方法であると考えられる。


 インターネットの普及に伴い、ECなどのネットビジネスをはじめ、様々なものが発展を遂げた。それとともに、『助け合いのかたち』も変わりつつある。
 被災地の復興を心から願うとともに、インターネット社会で生きる現代人の我々が、情報やネットの力を活用し、誰もが幸せに生きていけるような世の中を創っていかなければならないと強く感じた。


 Yahoo! JAPANでは「買い物で応援!東北にエールを、東北からエールを。」ということで、「東北エールマーケット」というサイトを立ち上げて、ショッピングという観点から、応援をしている。
 確かに、プレミアムさくらんぼ「佐藤錦」など、東北地方ならでは、垂涎の逸品を紹介する事で、お客様のお腹を満たし、東北に住む EC事業者の心を満たす。
 それらを食しながら、東北を思うそのことこそが、復興の後押しになるのではないか。
https://yellmarket.yahoo.co.jp/tohoku/speciallist/feature0311/2017/


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