高額単価の商品はECで購入?新生活で新調するものとは【Criteo調べ】

ECのミカタ編集部

春に向けてどのようなものを新調したか。

Criteo S.Aは、「引越し・新生活に関する意識調査」を実施した。調査期間は、2017年3月2日(木)から3月5日(日)であり、調査対象者は、全国20~59歳で3年以内に賃貸住宅に引っ越しをした経験がある男女600名。本記事では、一部を抜粋し、新生活における買い物について考えていく。

物件探しは「オンライン検索」が大半を占める

物件探しは「オンライン検索」が大半を占める現在の住居の情報源は何か。

 まず、現在の住居の情報源について、「PCで見た住宅情報サイト」(37.5%)が最も多く、次いで「店頭で見た住宅情報」(28.8%)、「スマホで見た住宅情報サイト」(22.3%)が続いた。年代別で見ると、20代は「スマホで見た住宅情報サイト」(35.3%)、40代は「PCで見た住宅情報サイト」(46.0%)が最も多く、年代別による物件検索の情報源が異なる結果となった。

引越しの情報源収集の方法は何か。

 続いて、物件の探し方(使用した端末)は、「PC」(46.5%)「スマホ」(25.7%)「タブレット」(3.2%)と並び、オンライン検索が75.4%と大半を占めた。

 また、「広く色々な情報収集をしたい時」には、スマホ(50.8%)とPC(61.8%)を使用する人が多く、情報収集にはオンラインの情報に頼る傾向にあった。一方、店頭で得られる情報は「引越し先を決定したい時」(48.5%)が最も多く、実店舗が最終決定の場所となっていることが読み取れる。

新生活に向けての購入品の平均額は「191,901円」

 新生活に向けての新たに新調したモノに関しては、1位「家具」、2位「家電」、3位「洋服」「調理器具」と並んだ。また、オンラインで購入したいものは、「家具」(56.4%)、「家電」(50.0%)と全体の約半数以上が比較的高単価な商品をオンラインでの購入を検討していた。

新生活に向けて購入したモノの費用はいくらか。

 さらに、新生活に向けて購入したモノの費用の平均額は、「191,901円」となった。男女年齢別の平均購買金額は、30代女性が「253,842円」に対し、30代男性の平均は「161,891円」と約10万円の差が明らかとなった。

 新生活に向けて、家具や家電などを完璧に揃えていても、実際に生活をすると足りないものが出てくるものだ。何かと忙しい4月は、実店舗に買い物に行く時間が取れないが、ECならば、空いている時間にスマートフォンやパソコンを通して買い物することができ、数日後に商品が届く。新生活に向けての準備する時期もECは活躍するが、それ以上に活躍する時期は、新生活が始まった時期なのかもしれない。

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