3000億円フリマ市場はEC業界に危機か転機か?メルカリ牽引、楽天・ヤフーも後を追う

石郷“145”マナブ

 フリマの勢いは止まらない。大学生の間などでは、ECサイトを開く前に、まずフリマアプリを開くとも言われるほどで、急激な躍進を遂げています。

 この動きを、ECサイトはどう受け止めるべきなのでしょうか。その部分を考えるべく、この現象をまとめてみました。

メルカリはわずか3年ほどで7500万DLの事実

メルカリはわずか3年ほどで7500万DLの事実

 経済産業省の発表したデータによれば、フリマアプリ市場は3000億円を突破したとあり、中でも、その市場を牽引するのが「メルカリ」です。今年に入って海外進出も行い、アプリのダウンロード数は国内では3年半で5000万、USでは2500万で、累計7500万を突破していると発表されています。またメルカリのお客様が1日に出品する商品の数は100万品。月の流通総額は100億円にのぼるとしており、一大市場を築きました。

 急激な伸びは、既存のEC企業にも影響を与えることとなり、老舗 楽天はもと

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記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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