【特許出願中】広告無しのSNS集客システム『星クーポン』の提供を開始

ECのミカタ編集部

【特許出願中】広告無しのSNS集客システム『星クーポン』の提供を開始

マーケティング・PR・ブランディングを事業領域とする株式会社蒼天(本社:東京都、代表取締役:浜村 隆洋、以下「蒼天」)は、SNSマーケティングツールで知られるWitSign株式会社(本社:中国・北京および東京、代表取締役:杜慶捷、以下「WitSign」)が開発を担当した、「SNSお客様集客ツール、星クーポン」のサービス提供を開始した。

集客一人あたり300円~

蒼天が提供する『星クーポン』は、店舗やイベントの集客に使え、集客一人あたり300円で実現できるソリューションだ。SNSのシェア機能を活用し、来店客が自分の友人・知人の場合、店舗の特典情報を一定数シェアすると自分が特典をもらえる仕組みとなっている。

星クーポンは、もともとは、中国のSNS、WeChat用に開発されたものだ。従って、日本よりも先に中国で採用された実績を持つ。また同社によれば、サービスの提供開始に合わせてオープニングキャンペーンを実施するそうだ。キャンペーンでは、1000円分の機能を無料で利用できる。

また、星クーポン利用のメリットについて同社はこう述べている。

◆来店客が友人・知人に特典をシェアするので、広告費を掛けずに集客できる
◆一定数(1人から10人ぐらい)にシェアするとクーポンが有効になるので拡散しやすい
◆シェアされた友人知人が来店来場した時に1名300円が発生する成功報酬型
◆初期費用ゼロ

『星クーポン』利用の流れ

利用の流れはこうだ。

1.来店している顧客にQRコードでスマホ用クーポンを配布

2.もらった顧客はクーポンをSNSでシェアすることで有効に

3.シェアが成功する(既読になれば成功)たびに星が集まる

4.一定数の星が集まったらクーポンは有効になり特典が受取れる

5.使い方の例として
 「星クーポン3枚集めれば会計時に10%引き」
 「星クーポン1枚集めれば、コーヒー1杯サービス」
  といった活用方法が考えられる

6.星クーポンをシェアされた知人友人が来店、来訪するときに、
  1人300円が契約企業に対して課金される

星クーポンの活用事例

◆1.日本での事例

1)2017年8月に後楽園で開催された、プロレスの試合
  イベント来場者が1503人
  その内、星クーポンでの来場者数367人(24.4%)

◆2.中国での事例

1)北京の子供ファッション店 楽童童装  
  2017年5月5~26日のキャンペーンで使用
  1日の来店者数が、60人⇒80人へ増加
  キャンペーンでの売り上げは、前年比35%増

2)瀋陽付近の鍋レストラン 福和祥鍋  
  2017年6月オープン、7月1日~10月31日に使用
  1日の来店者数が、5人⇒100人へ増加

3)興隆モールアカウント
  2017年3月から星クーポンをPR、3月~11月星クーポン利用
  フォロワー数は、18人⇒83万人へ爆発的増加

オムニチャンネルの文脈でも、もっと幅広い事業領域の中でも、集客は死活問題であるだけでなく、決定打や正解がすぐに導き出されるものでもない。そうした中で、今回のこの『星クーポン』の誕生は、斬新であるだけでなく、集客そのものの概念を変え得る可能性を秘めていると言えるだろう。

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