メルカリ、日米通算4,000万ダウンロード!数字で見る成長

ECのミカタ編集部

日米合わせて4,000万ダウンロード突破!

 株式会社メルカリ(以下、メルカリ)は、同社が運営するフリマアプリ「メルカリ」が日米合計4,000万ダウンロードを突破したことを発表した。内訳としては、日本が3,000万、アメリカが1,000万である。それに伴い6月18日(土)よりCMの新シリーズを放映し、アプリ内でも総額3億円分のポイントが当たるキャンペーンを実施する。

 メルカリとは、CtoCのフリーマーケットのような、スマートフォンアプリである。出品者はスマートフォンのカメラを使い簡単に出品できるため、手軽に、商品を売ることができるのだ。月間の流通額は百億円超に達しており、規模が大きいフリマアプリとなっている。

 メルカリの新しいテレビCMについては、5月から放映していた「メル狩り族」シリーズの続編で、『ダンスで誘惑篇』『夜にゴソゴソ篇』 の2タイトルを6月18日(土)より放映する。以前は渡辺直美さんとブラザートムさんを起用し、都会に住む謎の狩猟民族を演じている。今回も同じく渡辺直美さんとブラザートムさんを起用し、メルカリを使い商品を売る楽しさや手軽さを表現している。

■ダンスで誘惑篇


■夜にゴソゴソ篇

数字で見るメルカリの特徴

 フリマアプリのメルカリは2013年7月にサービス提供を開始した。それ以降順調にダウンロード数を伸ばしており、リリースから2年10ヶ月が経過した2016年5月に日本でのダウンロード数が3,000万を突破した。また、アメリカ版のメルカリは2014年9月より提供を開始し、1年8ヶ月経過した時点で1,000万ダウンロードを突破した。日本とアメリカのダウンロード数を合わせると4,000万を超しており、これからも両国で伸びていくことが予想される。

 また、メルカリは日本での3,000ダウンロードを記念して、インフォグラフィックを公開した。日本版メルカリのハイライトとなる数字をわかりやすく表現している。

 インフォグラフィックに記載されているポイントを以下にまとめる。

  ・アプリをローンチした2013年7月以降、ダウンロード数は伸び続けている。
  ・2015年2月に1,000万ダウンロード突破した。
  ・2015年10月に2,000万ダウンロードを突破した。
  ・累計出品数は2.5億品、1日の出品数は50万以上である。
  ・売れた商品の約半数が24時間以内に売れている。
  ・ジャンル別の商品点数は、レディースが1番多い。
  ・今までに177万人が1万円以上売り上げている。
 
 これを見ると昨年に急激にダウンロード数を伸ばしている。先日経済産業省が発表した調査より、インターネット利用時の使用端末は、スマートフォンが2011年末の16.2%から2014年末の47.1%と大きく伸びていることがわかった。インターネット利用において自宅のパソコンを使う人は、2011年末の62.6%から2014年末で53.3%と減少している。この理由の1つとして考えられるのは、メルカリのようなCtoC市場の拡大だと思う。
 
 スマートフォンで写真を取って、そのまま出品できるというビジネススタイルは、インターネットをスマートフォンによって利用する人を大きく増やした要因であると考えられる。手軽に売れることを考えるとまだまだECにおけるCtoCフリマアプリは市場を広げていくのではないだろうか。


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