Payment Mail、提供を開始。バリアフリー社会にも貢献

ECのミカタ編集部

「夢」を目指す人材を支援し、ITを中心としたBPO事業、コワーキングスペース事業を提供するスリープログループ株式会社 (東京都新宿区、以下スリープログループ) は、子会社であるスリープロエージェンシー株式会社(東京都新宿区、以下スリープロエージェンシー)において決済サービスプロバイダの株式会社ゼウス(東京都渋谷区、以下ゼウス)と業務提携契約を締結し、スリープロエージェンシーが提供するSMSを活用して、請求通知からクレジットカード決済までパッケージ化した代金収納サービス「Payment Mail」の提供を開始した。

 スリープログループは、 一般家庭や企業におけるIT化ニーズのサポートを行うBPO事業(Business Process Outsourcing事業)を展開している。 今日では、IT機器の「販売支援」から、全国規模で対応可能な、その「導入・設置・交換」、並びにIT機器等に関する問い合わせ窓口となるコンタクトセンター運営、より効率化させるための情報システム開発等の「運用」等、多種多様な業務を行っている。

 ゼウスは、クレジットカード決済を始め、さまざまな決済サービスを提案する決済サービスプロバイダ会社。端末・POSシステムも取り扱っており、ネットとリアルの一括導入も可能としている。

 SMSは、世界的に利用されている携帯電話番号を宛先として、短いメッセージを送信するサービス。日本では異なる携帯電話会社間においてSMSの利用が制限されていたが、2011年に相互接続が開始されたことにより利用者が急速に拡大した。
 またSMSは通信キャリア変更による影響を受けにくく到達率が高いこと、メッセージ受信の通知が画面上に表示されるため開封率が高いこと、スマートフォンやフィーチャーフォンに標準搭載されているため利便性が良いこと等から、顧客接点の有力な手段として注目を集め、現在では郵便・電話・メールの代替手段として、さまざまな業界で活用され始めている。

 このような状況の中、スリープロエージェンシーでは到達率及び開封率が高いというSMSの特徴を活用した代金収納サービス「Payment Mail」を提供することとした。このサービスは、加盟事業者より対象の利用者へSMSを一括送信し、利用者はSMS画面に表示された決済案内よりクレジットカードで利用代金を支払う。
 追加のシステム開発や特別な機器等は必要なく、低コストかつ短期間で導入することが可能であり、事業者・利用者の双方に簡単でスムーズに支払手続きを実現する。

電子決済はバリアフリー社会へのステップ

 ECの普及に加え、電子上の決済方法も様々に発達し普及している。Suicaやおサイフケータイ、LINE Payに続き、様々な決済方法が浸透してきている今、支払いのほとんどが電子上で決済される社会が実現してもおかしくない。
 
 また、電子決済の良いところは、タッチやタップなど、簡単な操作で支払いが行えるところだ。高齢者や障害者にもわかりやすく、使いやすい決済方法としてより洗練されていけば、バリアフリー社会への貢献度も高まるだろう。

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