ドクターシーラボが「NP後払い」を導入。業務のアウトソーシングで事業をスリム化

ECのミカタ編集部

株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都中央区)は、株式会社ドクターシーラボ (所在地:東京都渋谷区)が展開する通販事業に、「NP後払い」を2017年7月より提供開始した。

 「餅は餅屋」という言葉がぴったりの参考になるニュースがあったのでご紹介しておきたい。ドクターシーラボはこれまで自社で与信審査や請求書の発行、督促、代金回収を行う、いわゆる「自社後払い」を提供してきた。この度、後払い決済のアウトソースにより効率的な運用が可能になると判断し、「NP後払い」の提供が決定され、サービスを開始したという流れだ。

 近年、「自社後払い」の提供に付随して発生する間接コストを削減したり、会計上の課題を解決する目的で後払い決済をネットプロテクションズにアウトソースする大手通販事業者の事例が増加しているという。2002年よりスタートした後払い決済事業も、今では「NP後払い」「NP後払いair」「NP掛け払い」と、顧客のニーズに合わせたサービスがしっかりと身を結んだ形だ。

導入店舗数23,000店舗超えの「NP後払い」のメリット

導入店舗数23,000店舗超えの「NP後払い」のメリット

 中でもネットプロテクションズの主力事業である、通販事業者向け後払い決済サービス「NP後払い」は、累計1億人以上に利用されており、導入店舗数も23,000店舗を超え、後払い決済のパイオニアとしてEC業界をはじめとした多くの小売の現場で重宝されている。

 「NP後払い」のメリットは、売上アップ、コスト・業務負荷の削減、未払いの解消によりEC事業者の収益改善に貢献してくれるところにある。商品代金を回収できないリスクを100%保証してくれるので、安定的なキャッシュフローの実現が可能。また、請求に関する督促業務もすべてネットプロテクションズにアウトソースできる。導入前から導入後の販促支援までトータルでサポートしてくれる点もありがたい。

膨らみすぎた業務をアウトソーシングして事業のスリム化を

 今回のドクターシーラボのように自社で後払いや決済サービスを構築したほうがトータルで安く上がりそうなイメージはあるが、その開発コストや維持管理費、手間や工数などを考えると、アウトソースしたほうが本来注力すべき事業に専念することができ、結果的に業務の改善につながるということだ。

 冒頭でも述べたが、「餅は餅屋」なのだ。今や様々なサービスが溢れており、多くの仕事は外注できる。外注するメリットも多く存在するので、一度様々な業務のアウトソーシングを検討してみて事業のスリム化を図り、一点集中型に絞って攻めていく方法も、今の時代に沿った戦略と言えるのではないだろうか。

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