【解説】利用者爆増の「WeChat」〜日本でのビジネス利用はいかに〜

利根川 舞

 先日、中国を発端として市場拡大している「ライブコマース」についてのまとめを掲載したが、同様に中国で生まれ国民の中でなくてはならない存在となっているものがある。それがSNSアプリ「WeChat(微信)」だ。日本でもリリースされている「WeChat」であるが、実際はどのような機能があり、どのように活用されているのだろうか。

中国ではもはやインフラに!「WeChat」の魅力とは?

 SNSアプリ「WeChat(微信)」は中国のテンセント社が提供しており、日本でいう「LINE」や「カカトーク」のようなもの。2011年にサービスをリリースし今では登録アカウント数は11億を軽く超え、中国にとどまらず世界的なアプリとなっている。

 なぜここまでユーザー数が伸びているのかといえば、使い勝手に加えて、中国ではインターネットの規制が他国よりも厳しく、「Facebook」や「Twitter」「LINE」が使用できないため、「中国版○○」が生まれやすいという背景もある。

 ECとの関わりでいえば、中国では

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記者プロフィール

利根川 舞

ECのミカタ 副編集長

ロックが好きで週末はライブハウスやフェス会場に出現します。
一番好きなバンドはACIDMAN、一番好きなフェスは京都大作戦。

ECを活用した地方創生に注目しています!
EC業界を発展させることをミッションに、様々な情報を発信していきます。

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