戦略構築の時間を確保せよ! 国内外の商品情報をまとめて管理

ECのミカタ編集部 [PR]

国内・海外でECサイトを同時運営すると、膨大な作業時間が必要となる。異なる商習慣への対策が必要な中、人力作業の多さに悩む事業者が多い。越境ECの業務効率化の重要性について、実際に国内外でECを運営しながら、一元管理システム「ネクストエンジン」を提供しているHamee株式会社の佐賀一哲氏に話を伺った。

インバウンド顧客で 需要が拡大する海外市場

東京五輪を控える現在の日本は、観光地やサービスが注目される絶好の機会で、国内のECも例外ではありません。このようなインバウンドのお客様が日本で購入した商品を気に入れば、本国に戻った際も再購入していただける可能性が高いです。今、越境ECが注目されているのは、爆発的に訪日客が増える時期の、その後の需要に非常に関心が集まっているということです。特に自社ブランドや国内での限定的な雑貨品などは海外市場でも主力となりえる商品です。そんな商材を持つショップ様に海外進出への好機が訪れているのです。

人手が必要な作業を見極め、貴重なリソースを重要な業務へ

越境ECには、翻訳や物流、各国に合わせた販売戦略など、手間と時間が必要な業務が多数あります。既に進出を始めている事業者様も、人力の作業に忙殺されているというお話を聞きますし、弊社の運営する「Hameeストラップヤ」も、進出当初は、海外に合わせた展開に順応するまで手探りで効率化を目指す運営を続けていました。そんな実体験から生まれた課題への解決策を、弊社のネクストエンジンへ反映させたのです。

弊社では、北米アマゾンやイーベイなど集客に強い環境でテストを重ねることが大切と考え、国内外の主要モールの在庫、受注情報を一元管理することで業務の効率化を実現させています。日々生み出される煩雑な作業はネクストエンジンで軽減しながら、集客力の高い大手モールでマーケティングを行い、海外本店の開店に向けて今から動き出していただければと思っています。私たちの調査では、記入ミスや在庫不足などが原因の「担当者が注意するべき受注」が、全体の約10%であるという結果が出ています。このようなデータを集中して処理してしまえば、あとはシステムで完結させる。つまり受注だけでも約90%の時間を削減できるのです。時間に余裕ができれば、商品の打ち出し方などビジネスにおける攻めの部分に時間と人の力を割けるようになります。

越境ECで成功するには、少なくとも2年から3年の時間が掛かります。もはや経営判断とも呼べる戦略立てが必要なのです。「海外展開は手間がかかる=時間が必要」からこそ、作業の効率化が重要です。ネクストエンジンではシステムのAPIを開放しており、今後世界中の協力を受け、対応する海外モールや使いやすい機能が増えていきます。世界中がひとつのマーケットとなる未来を見据え、今から綿密な準備を始めてください。

越境ECを効率化する3つのポイント
・国内も海外も商品情報を一元で管理する
・見るべき受注に集中することで時間を確保
・生み出した時間をマーケティングにあてる

<ECのミカタ通信 2015AUTUMN vol.10より抜粋>


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