ニーズに応えて売上UPを狙う、「後払い」のアタリマエ

利根川 舞 [PR]

多様化する消費者のニーズにいかに応えるか。そこに売上アップの秘訣が隠れていることもある。今回、ECサイトでの決済方法としてクレジットカードの次にニーズがある後払い決済サービス「NP後払い」を提供する株式会社ネットプロテクションズ セールスグループ ゼネラルマネジャー 秋山 瞬氏に話を伺った。

後払い決済へのニーズに、応えられていますか?

後払い決済へのニーズに、応えられていますか?希望する決済方法がなかったら?

 EC通販サイトの決済方法といえば、クレジット払い、後払い、代引きなどに加え、近年では利用しているスマートフォンのキャリア決済など、多様化が進んでいる。では、多様化する決済の中で、どういった決済方法が利用され、消費者は何を求めているのか。

 ネットプロテクションズが株式会社マクロミルのモニター会員に対して行ったインターネットリサーチによると、「普段利用している決済方法は?」という質問に対してクレジットカードが最多の71%、続いて前払いが10%、後払いが8.5%という結果になった。

 その一方で「最も利用したい決済方法は?」という質問に対しては、1番目にクレジットカード決済が67.9%、次いで後払いが15.3%、そして前払いと代引きが同数で6.6%という結果に。普段利用している決済方法に対して、後払いへのニーズが大きいことがわかる。また、同調査では希望する決済方法がなければ73.1%のユーザーが離脱するという結果も出ており、ユーザーのニーズに合わせた決済方法の導入が求められているのである。

 つまり、一定のニーズがある後払いの導入によって、売上のアップを実現することが可能ともいえる。

 後払い決済へのニーズの高まりにはいくつか理由があるが、例えば、スマートフォンからのEC利用が増えるにつれて、外出先でECを利用する人も増えている。しかし、外出先でECを利用する際、公共の場でクレジットカード情報の入力に抵抗があったり、手間だと感じる人もいるだろう。そうした障壁にぶつかった場合、商品を購入せずにECサイトから離脱してしまことも多くあり、ユーザーを離脱させないための手段としても、後払いの導入が効果的なのだ。

 また、初めて利用するショップで購入する際に、クレジットカード情報を入力することに抵抗があったり、本当に商品が届くのかなど、懸念される要素がいくつかある。それらの手間や不安を解消し、安心な買い物環境を提供するのが後払い決済なのである。

決済事業者としての実績が決め手。オプションサービスで店舗様にあわせた提案も。

 ネットプロテクションズが提供する「NP後払い」は現在、23,000店舗以上が導入しており、累計ユーザー数は約7,000万人。年間流通総額は1,000億円を超え、ライオンやアンファーなどの大手メーカーも導入している。多くの企業から「NP後払い」が選ばれる理由を秋山氏に問うと、3つのポイントがあるという。

 まず1つ目に、ユーザーの後払いに対するニーズに応えることで売上のアップにつながること。2つ目に、後払い導入に伴う代金未回収のリスクをネットプロテクションズが100%保証すること。そして3つ目に回収業務をネットプロテクションズへアウトソースすることによって、運営の手間を削減することだという。この3つ目のポイントについて「某アパレルショップ様では導入後、大幅なコスト削減につなげることができました。」と秋山氏。

 「NP後払い」では後払い決済のサービスだけでなく、オプションとして商品と一緒に請求書を同梱することのできる「NP後払い wiz」というサービスを提供している。通常であれば、請求書をユーザーへ送付するには1通150円から200円の手数料がかかってしまうが、そのアパレルショップでは、「NP後払い wiz」を導入し、請求書を同梱にすることで約1,000万円のコストを削減したのである。

 しかし、「NP後払い wiz」を導入する際、そのアパレルショップからは、「導入することで物流のシステムに支障が出て、出荷が遅延してしまっては困る。」という相談があったという。

 そこで担当者は徹底的にヒアリングを重ねた。現状の物流のシステムや倉庫などを見学し、オペレーションを事業者側と作り上げていった。その結果、出荷に影響は出なかった。さらには、通常請求書を同梱するとなると、出荷作業の際に追加で工数が増えるものなのだが、その部分に対してもネットプロテクション独自のピッキングリストを作成するシステムを利用することで、容易にフロー化することができた。

 そこでアパレルショップ側の担当者はこう述べたという。「私たちは何もしなかったです。ネットプロテクションズさんがいたからこそ、ここまで来れました。」と。

 「私たちは単にモノを売り、利益を追求するのではなく、コンサルティングをしにいくのだ、という姿勢でサービスを提供しています。」そして秋山氏は続ける。「決済事業は安定して継続運用できることが大切です。後払いサービスを導入したものの、運用していくのが大変だというEC事業者様は多くいらっしゃいます。だからこそ、ショップ様の視点に立って、サポートをしにいく。その姿勢が多くのEC事業者様に選ばれる理由となっているのではないでしょうか。」と。

 他にも「NP後払い」ではショッピングカートをはじめ、受注管理システム、EC構築パッケージなど、90以上のシステムと連携している。そのため、すでに連携しているシステムであれば、新たな開発を行うことなく簡単に登録作業の自動化をすることが可能だ。ユーザーへのニーズに応えるだけでなく、EC事業者の幅広いニーズに応えることができるのも「NP後払い」の強みであると言える。

後払いポイント会員数が100万人を突破!店舗の販促支援にも注力。

後払いポイント会員数が100万人を突破!店舗の販促支援にも注力。

 「NP後払い」には他の後払いサービスにはない、「フフルルポイント」というポイントプログラムも展開している。この「フフルルポイント」は「NP後払い」の利用額に応じて付与されるポイントを商品交換や懸賞への応募などに利用できる会員向けポイントプログラムで、今年7月には会員数が100万人を突破した。

 会員の多くは「NP後払い」での年間購買回数が多く、「フフルルポイント」のユーザーは購買意欲の高い集まりであるともいえる。なんと月間200万件以上ある「NP後払い」のトランザクションのうち、2割弱が「フフルルポイント」の会員が占めている。

 つまり、”後払い”だから購入するのではなく、「NP後払い」だからこそ購入したいとする会員も多く存在しており、そういった層のユーザーに商品のプロモーションをかけることができるというのは魅力的である。

 さらに、「フフルルポイント」では商品を掲載できるショップを「NP後払い」の加盟店のみと限定することで、「NP後払い」を利用する購入者と「NP後払い」の加盟店との出会いを促し、送客につなげる。そのプラットフォームとなっている「フフルルポイント」のサイトは月間1,500万PVを超えるなど、盛り上がりをみせている。

 また、プランによっては成果報酬型のプロモーションプランなど、自社への送客により繋げることのできるサービスや「フフルルマガジン」というメディアも運営しており、記事広告によって送客につなげることもできるのだ。

 今後は大手玩具メーカーなどとのタイアップなども予定しており、大規模なプロモーションも積極的に仕掛けていくという。

後払い決済でつぎのアタリマエをつくる

 昨年度、取扱高は1,000億円を越え、年間20~30%の割合で成長を続けているネットプロテクションズ。これまではEC通販、中でも物販をメインにサービスを提供してきたが、今後はより提供先の幅を広げ、リアル店舗や物販に限らず家事代行や掃除代行などの訪問型サービス、そしてB to Bサービスにまで広げていくという。

 「もともと弊社のミッションとして『つぎのアタリマエをつくる』というものがあります。『NP後払い』の認知度も段々と広がってきたものの、本当に″アタリマエ″になっているのかと考えると、まだまだな所があります。

 結局のところ、いつでもどこでも誰でも使える決済というのが最強であると思っています。そのため、後払い決済を”アタリマエ”にするとともに、「NP後払い」を後払いの”アタリマエ”とすることを目指して展開を進めて行きたいと考えています。」と秋山氏は語った。

 後払い決済というものは、決して新しいものではない。しかし、このあって当たり前とも言える後払いに可能性を見出だす「NP後払い」を一度、検討してみてはいかがだろうか。そこに、売上アップへつながる道筋が見えて来るかもしれない。
 

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記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部
ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。

サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。

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