最速7日生産&ロット50枚でアパレルOEMを実現

ECのミカタ編集部 [PR]

 瞬時にその時々の流行を掴み、商品に反映して、そのタイミングでそれを販売し、かつヒットしても欠品させない。そんなことができたら、と誰もが一度は思う。店舗が抱く夢かもしれないことを具現化して、躍進するOEM企業がある。ティーオー代表取締役 李文平氏に伺った。

他社にはできないスピードと小ロット

 弊社は元々ネット通販を行っているのですが、業態としてはアパレルのSPA(企画から製造、小売まで一貫して行うこと)の為、物を作るノウハウも蓄積してきました。

最近では「わずか一週間で商品企画から完成までを実現」し、流行を取りこぼすことなく、「小ロット生産を実現」させ、在庫を作らないフローを確立しました。実際、弊社はそのフローを活用し、主にアパレル通販企業にOEMの提案を行っており、大手企業のマガシーク様などにもご活用頂いています。では、なぜ短期間でそれが可能なのか。

これらは弊社の商品が爆発的に売れた時に欠品して、チャンスロスをしてしまうのを避ける為に身につけたノウハウで、その補充の仕組みに秘密があります。弊社が提携する生産工場はすぐ隣町に生地業者がいます。

受注の際には工場と生地業者の両方に連絡を入れ、同時進行で動きます。工場には商品のパターン(型紙)を渡しておき、工場はすぐにその準備に入り、生地業者はその日のうちに生地を工場に持ち込む。ですから、その日の夜には裁断ができ、翌朝には縫製も済ませて、翌晩には検品までもが完了しています。

  また、物流についても、毎月、毎週、必ず中国からの定期的な海運のやりとりがあります。これを使えば、火曜日に中国から発送、翌週木曜には弊社の倉庫に届きます。わずか1週間で商品を補充することができるのです。また、空輸であればわずか20時間程度で日本の倉庫に届きます。この二つを組み合わせたスピード感は他では絶対に真似できないものと自負しています。

中小企業にこそ光が当たるOEM

また、ロットも最小限にすることが可能です。
100m単位であれば、生地業者が簡単に工場に持ち込んでくれるので、例えば、S、M、L各サイズ10枚程度であればそれだけの発注で作れてしまうのです。

 その上で弊社は、サンプルの製作を海外支社メンバーに担当させ、企画してパターンを作る者と生地を探す者に分けることで、それぞれを1日で実現させることに成功しました。

ここに先ほどの補充の仕組みを組み合わせても、わずか1週間でおさまります。その為、商品企画を頂ければ、サンプル製作も1週間で行うことが可能です。サンプルを作り、オリジナル商品を展開するうえで、まずは小ロットで販売を行い他店との差別化をはかる。

売れた場合、補充の仕組みがあるから機会損失もない。中小規模の店舗にこそ、我々のOEMのノウハウは生きてくると思います。サプライチェーンとの間で築かれた今までの連携とノウハウで、通販業者の皆様の悩みを解決できたら、この通販業界を震撼できると思っています。

<ECのミカタ通信 2015AUTUMN vol.10より抜粋>


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