ファンケルが健康食品事業30周年で特設サイトをオープン

ECのミカタ編集部

株式会社ファンケルが健康食品事業開始から30年を記念した特設サイトをオープン。同サイトを通じてさまざまな情報を発信するほか、今後は主力製品のリニューアルや大型新製品の発売も予定しているという。

30周年特設サイトで記念コンテンツを発信

株式会社ファンケル(以下、ファンケル)が、2024年2月で健康食品事業開始30年を迎えたことを記念して特設サイト(※1)を開設した。30周年特設サイトでは、健康食品事業の歩みを振り返るヒストリーや、記念企画などを発信していく。

特設サイト内コンテンツ
■30周年の想い
同社 執行役員 健康食品事業本部 本部長 斎藤智子氏のメッセージ

■健康食品事業の歩み
1994年の事業開始から現在に至るまでの軌跡を年表形式で振り返る

■30の秘密
同社の健康食品事業にかかわる30個の秘密を紹介(3月1日より随時更新予定)

■いちばん選手権
さまざまなテーマで「一番」の製品を紹介(3月1日より随時更新予定)

主力製品のリニューアルや大型新製品の発売も予定

同社の発表によれば、サイト開設以外にも1年を通じてさまざまなプロモーションを実施。現在発表されているキャンペーン&限定パッケージは下記の通りだ。

■直営店舗限定 カロリミットご当地キャンペーン
■「鉄&葉酸」30周年限定パッケージ
■「ショコラ プー・ラ・ボーテ」 お客様との限定パッケージデザイン制作(応募サイトは3月1日より)

同社 代表取締役 社長執行役員 CEO 島田和幸氏は2023年度を「この先のファンケルの未来を左右する“第2の創業期”」と位置づけており(※2)、同じく2024年の年頭訓示では「(今年が)ファンケルグループにとって“第2の創業期”を前へと進めていく年」であると表明。また、記念サイトで公開されている斎藤氏のメッセージには「健康に関するさまざまな情報を発信し、皆様との信頼関係を深めながら、商品やサービスをさらに進化させていきます」という言葉も。

矢野経済研究所が2023年4月に発表した「健康食品市場に関する調査を実施(2023年)」によれば、健康食品の市場規模はメーカー出荷金額ベースで、2021年度が8,825億円(前年度比1.9%増)と推計し、2022年度が8,925億円(同1.1%増)見込みだった。新型コロナ禍の影響もあり、健康・免疫や、コロナ禍での新生活様式の変化によるストレス・睡眠問題対策や、運動不足による肥満への対策需要が高まり、国内市場は拡大基調にはあるが、レッドオーシャンであることは明らかで、その中で老舗メーカーとして存在感を示し続けるためには今後のインパクトある商品投入が鍵となる。

今後主力製品のリニューアルや大型新製品の発売も予定しているというだけに、2024年のファンケルの動向に注目が集まりそうだ。

※1:30周年特設サイト
※2:「ファンケルレポート2023」より


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