「Pay ID」のアプリホーム画面がアップデート　「BASE」利用ショップへの新規顧客送客を強化

BASE株式会社（以下：BASE）が運営する購入者向けショッピングサービス「Pay ID」は2024年4月23日、スマートフォンアプリ（以下：Pay IDアプリ）のホーム画面をアップデートしたことを公表した。

アプリユーザーと商品がマッチングしやすくなる

今回のアップデートではネットショップ作成サービス「BASE」を利用するショップに対して「Pay IDアプリ」経由で新規顧客を送客するための導線設計を強化。アプリを開いてすぐに表示されるホーム画面にレコメンドショップやレコメンド商品情報を表示することで、これまで以上にアプリユーザーと商品がマッチングしやすくなった。

アプリホーム画面のリニューアルポイントは以下の通りだ。

◆検索窓・特集バナーをホーム画面に設置
◆お気に入り・閲覧履歴をホーム画面に表示
◆「おすすめショップ（ショップレコメンド）」「あなたにおすすめ（商品レコメンド）」をホーム画面に表示

なお、現在の対応機種はiOS 16.2以上／Android OS 9.0以上が対象となる。

※画像元：アプリのホーム画面がアップデート！新しい商品やショップと出会いやすくなりました（BASE株式会社）

新規顧客の集客・販促の設計強化

今回のアップデートについてBASEは以下のようにコメントしている。

「『Pay ID』はこれまでもアプリを通じてショップとファンの出会いの創出やリピーターづくりをサポートしており、新規顧客の送客、リピート購入に貢献してまいりましたが、『Pay ID』が保有する購入者データをもとに『BASE』を利用されているショップのさらなる新規顧客の集客・販促の設計強化に向けて、まずはホーム画面のアップデートを実施いたしました」。

「Pay ID」の累計ID登録者数は1300万人を超える

「Pay ID」は、ネットショッピングでのスムーズな決済体験と、新しい商品との出会いや好きなショップでのリピート購入をサポートする購入者向けショッピングサービスだ。

現在「Pay ID」の累計ID登録者数は1300万人（2024年1月現在）を超える。「BASE」を利用して開設されたショップで買い物をする購入者が、決済時に新規でID登録をするケースが多く、「BASE」のショップ開設数の増加に比例して「Pay ID」ユーザーも増加している。

「Pay ID」は引き続き、決済方法の拡充や、アプリ機能のアップデート、各種キャンペーンを通じて、購入者のショッピング体験の向上に取り組み、ネットショップへの集客・販促につながる循環づくりを強化するとしている。これまで以上にアプリユーザーと商品がマッチングしやすくなった「Pay ID」の動向に注目したい。