ソフトバンクPSが「LINE Pay」を決済手段に追加!さらなる利用者拡大を狙う

ECのミカタ編集部

 ソフトバンク・ペイメント・サービス(以下、SBPS)は、LINE Pay株式会社が提供する「LINE Pay」を「オンライン決済ASP」の決済手段として追加し、2016年8月2日から提供を開始した。

「LINE Pay」導入の利点とは

 「LINE Pay」とは、LINEユーザーがLINEアプリを通じて、事前に「LINE Pay」に登録済みのクレジットカードやチャージ残高を使って、ECサイトで決済することができる決済サービスのことである。

 今回の決済手段の追加により、EC事業者は、SBPSの「オンライン決済ASP」を導入するだけで、「クレジットカード決済」や「携帯キャリア決済」とあわせて「LINE Pay」を通じた決済を導入することができるようになる。

 国内のスマートフォン契約者の約9割が利用するLINEの月間利用者数は、日本人口の約50%である6200万人を超えていて、さらに70.8%のユーザーが毎日LINEを利用しているということから考えても、「LINE Pay」を含む決済方法を導入することで、自社ECサイトの認知向上および集客効果や売り上げの拡大が期待できる。

 また、「LINE Pay」は、コンビニや銀行口座など様々な方法でチャージすることが可能で、クレジットカードを所有していない若年層まで、幅広いユーザーを対象に展開している。さらに、「LINE Pay」は、PCI DSSやISO/IEC 27001に準拠し、安全で信頼性の高いサービスを提供しているなど、不正利用防止の策や補償を用意している。故に、もし不正利用によって損害が発生した場合でも、利用者補償制度によって、利用者が被った損害の補償をLINE側が行ってくれるので、利用者は安心して「LINE Pay」を使うことができるのである。

 EC事業者が、今回発表された多様なオンライン決済方法である「オンライン決済ASP」を導入し、ユーザーに選択肢を増やせば、それに伴い売り上げも伸びると考えられるので、ぜひ導入を検討して頂きたい。


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