Qoo10「物流センター」千葉県に移転、規模が約2倍に

「Qoo10」を運営するジオシス合同会社は、「キューエクスプレス物流センター」を千葉県船橋市に移転し、2017年2月27日より本格稼働を開始する。

イーコマース物流に関わる作業をトータルに支援

　Qoo10の「キューエクスプレス物流センター」では、倉庫保管、在庫管理、注文・梱包（ピッキング＆パッキング）・即日発送・配達までのイーコマース物流に関わる作業をトータルにサポートする。また、2015年から毎年、約2倍の規模に拡張しており、今回の千葉県船橋市の物流センターも、延床面積は4,142.78平米（1,253.19坪）で移転前の約2倍に拡張している。

　2016年7月には、国内ECモール「Qoo10.jp」の出店者が同倉庫に商品を預けると、自動的に海外のグローバルハブサイト「Qoo10.com」や、シンガポールサイト「Qoo10.sg」に出品される新フルフィルメントサービス「QWMS」の提供を開始した。海外から注文が入ると、倉庫に預けている商品をQoo10が国内で買い取り、即日に海外に発送されることから、倉庫の利用希望者が増加している。

　Qoo10では今後も、出店者のイーコマース物流に関わる作業時間の短縮や、越境ECによる手間を省き、店舗運営を効率化できるサービスを拡充する。これにより、「お得で楽しい」ショッピングライフを提供していく。

　ECにおいて、物流は「要」ともいわれ、ユーザーに商品を無事に届けるためには大切だ。その中でも、Qoo10の「キューエクスプレス物流センター」は倉庫保管から配達まで、イーコマース物流に関わる作業を全てサポートしてくれる。さらに、海外への発送も即日対応することから、ユーザーに早い段階で商品を届けることが可能だ。今回の移転で延床面積が約2倍に拡張し、これまで以上に商品の置場が拡大され、それに伴い、倉庫利用者も増加していくことだろう。