「HIT-MALL」と「ソーシャルPLUS」が連携。進む利便性がもたらすコンバージョン

　アイテック阪急阪神株式会社は、トータルECソリューション「HIT-MALL」と株式会社フィードフォースのソーシャルログインサービス「ソーシャルPLUS」とのシステム連携を開始すると発表。ソーシャルログイン機能の簡単導入とコンバージョン率等の向上を実現するとした。

　いまやECサイトになくてはならない存在となりつつあるソーシャルログイン機能。LINEやFacebook、Twitterなど複数のプラットフォームの登録情報を使って、様々なサイトやアプリに簡単にログインすることができるという機能だ。サービスごとに名前やIDやパスワードを入力する手間が省けるので、新たなサービスを利用する時などとても便利な機能だ。

　今回、そのソーシャルログイン機能を実装したのがトータルECソリューションの「HIT-MALL」。ECサイトの売上アップに必要な機能を備えたECサイト構築パッケージをベースに、サイト構築だけでなく、マーケティング・プロモーション・運営業務までトータルにサポートしてくれるサービスだ。

　そこに採用されたのがソーシャルログインサービスの「ソーシャルPLUS」。ソーシャルログイン機能を既存のWebサイトやネイティブアプリに簡単かつ安価に導入できるASPサービスだ。LINEやFacebook、Twitterなど複数のプラットフォームに対応したソーシャルログインの実装実績が多数あり、国内の様々な企業に対してソーシャルログイン導入の支援を積極的に行っている。

「HIT-MALL」と「ソーシャルPLUS」の連携で得られる大きなメリット

　この2つのシステムが連携されるとどうなるかというと、「HIT-MALL」を利用するEC事業者がソーシャルログイン機能を自社のECサイトに簡単に実装することができるようになる。また、各ECサイトにおいて、会員登録時のエントリーフォーム入力や、ログイン時のID・パスワード入力の手間が省けるため、離脱率の改善や、新規会員獲得率、コンバージョン率、再ログイン率等の向上が見込める。

　さらに、「ソーシャルPLUS」は、ECサイトの顧客ＩＤとLINEアカウントを連動できる”LINEログイン”をはじめ、”自動友だち追加機能”や”メッセージ配信”等、ECサイトとLINEアカウントを連携するために必要な各種機能をスムーズに導入できるオプション機能も提供しているため、ファンの獲得や、顧客の囲い込みにも抜群の効果を発揮する。

新たな機能を”有効に”使いこなせる事業者が生き残る

　上記に挙げた通り、SNS全盛のいまユーザビリティを考えるとソーシャルログイン機能は、EC事業者にとってもEC利用者にとっても互いに大きなメリットがある。

　15年以上にわたりあらゆる形態のECサイトの運営を支援してきた「HIT-MALL」のサポート力と、様々なサイトにおいてソーシャルログインの導入を支援してきた「ソーシャルPLUS」の連携が持つ意味は大きい。ますますEC事業に参戦するハードルは下がるだろう。新たな機能を有効に使いこなせる事業者が生き残っていくという未来はすぐそこまで迫っているのだ。