オンライン買い物代行サービス「honestbee」本格始動 〜お得なサービスやこれからの展望〜

ECのミカタ編集部

 地域密着型のオンライン買い物代行コンシェルジュサービスを展開するhonestbee(オネストビー、本拠地:シンガポール)は、日本での本格始動を記念し、新規利用者の方を対象とした「honestbee WEEK 1円タイムセール」を実施すると発表。第一弾は、2017年8月1日(火)~8月8日(火)の期間でhonestbeeのWebサイト内 「1円Shop」にて行うとした。

 honestbeeの買い物代行コンシェルジュサービスは、ユーザーがWebやアプリを通じて注文した生鮮食品や日用品、さらには人気レストランの料理までを、一括してお届けするサービスだ。注文後にプロのショッパーが店舗に赴き商品を厳選、買い物を代行して最短1時間以内に届けてくれるというもの。

 また、honestbeeで買い物代行を依頼できる商品は、都市型のスーパーから地元スーパー、商店街の店舗の商品までと幅広いことが特長。

 今回、日本での本格始動を記念し、新規利用者の方を対象とした「honestbee WEEK 1円タイムセール」を実施する。キャンペーンでは、honestbeeが厳選した20点の商品をWebサイト内 「1円Shop」にて、それぞれ1円で購入することができ、honestbeeのサービスを気軽に試すことができる。

ライバルが増えている中においての「honestbee」の強みとは

ライバルが増えている中においての「honestbee」の強みとは

 AmazonフレッシュやUberEATSなど、日用品や食事のデリバリーサービスが日本でも増えた。そうした中で、honestbeeの強みはどういうところにあるのだろうか。

 ユーザーから注文を受け、本部から注文のあった店の近くにいるスタッフに連絡、すぐに買い物へ。買い物は「買い物専門のスタッフ」が行う。買い物を済ませると「配送専門のスタッフ」に購入したものをバトンタッチし、ユーザーに届けてもらうという仕組みだ。

 「買う」→「届ける」を分担することでスピード感を持って提供できるという仕組みだ。注文リスト通りの物を買うだけでなく、ユーザーからの詳細なリクエストがあればその意向に沿う努力ができることもhonestbeeの強みだろう。

今後は地方都市にも進出か。日本のシェアリングエコノミー文化の浸透やいかに

今後は地方都市にも進出か。日本のシェアリングエコノミー文化の浸透やいかに

 現在、対応しているのは港区、渋谷区、目黒区、品川区、千代田区の一部エリアで、順次対応地域を増やしていく予定だ。レストランとも提携していているので、料理の注文も可能。honestbeeは、2015年7月にシンガポールで正式にサービスを開始し、それから2年ほどで8ヶ国までサービスを拡げた実績を持つ。

 今のところはまだまだ都心のみの限定的なサービスだが、2015年と2016年に北海道ニセコでテスト販売を実施し、そこでの成功を受けて東京を拠点とした本格展開に至っているため、今後は地方都市にも進出していくだろう。シェアリングエコノミーの概念を利用した新しいサービスの今後の展開に大いに期待したい。

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