オルビス「Letro」の導入開始 単月で約800件以上の新規顧客の純増に成功

ECのミカタ編集部

アライドアーキテクツ株式会社(東京都渋谷区、代表:中村壮秀)は、ビューティーブランドを展開するオルビス株式会社(東京都品川区、代表:小林琢磨)に、ダイレクトマーケティングに特化したUGC活用ソリューション「Letro」の提供を開始した。

SaaS型プラットフォーム「Letro」

「Letro」は、ユーザーがInstagram上に投稿した写真や動画(UGC)を収集し、投稿者の承諾を得た上でECサイトや商品LP、SNS広告などのクリエイティブとして活用し、成果向上を実現するSaaS型プラットフォームである。「UGC」とは、企業ではなく、一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのことを指している。

「Letro」では、UGCの効果計測から自動最適化まで、ダイレクトマーケティングに特化した機能を提供し、EC施策全体の成果を高めることができる。2016年にサービスを開始して以来、食品や化粧品の大手EC企業から成長D2C企業まで、多数の企業に導入され、2017年11月にはInstagramとFacebookの公式マーケティングパートナーに認定された。

リアルな口コミで購買を後押し

これまでオルビスでは、新規顧客獲得の入口となるLPにおいて、ページを訪れた人のCVR向上のために様々な施策を実施していた。その中で、商品の体験談や口コミがSNS上に投稿されることが増えたため、UGCの活用に着手した。以前から、UGCを画像化し、顧客の声としてLPに掲載していたが、「UGCの収集・活用・効果測定・改善」のサイクルを回しながら、成果を最大化させるためにLetroの導入を開始した。

オルビスでは現在、スキンケアシリーズ「オルビスユー」やクレンジング「オルビスオフクリーム」など、多数商品の新規顧客向けのLPにUGCを掲載している。

掲載後、Letroの「UGC効果測定機能」を活用し、媒体や商品ごとに表示するUGCや表示デザイン、表示位置の変更などの効果検証と改善を繰り返すことでCVRの改善も実現した。新規顧客獲得の入口であるLPで、約800件を超える新規顧客の純増にも成功した。

オルビスでもUGCの活用が進む

UGCという言葉が人権を持ち始めたのはここ数年の話だ。しかし、その本質は口コミと変わらない。商品を利用した人達の素直な評価がいつの時代も利用者が求めているのだ。SNSが普及している今、UGCの需要は間違いなく高まっている。業界の最前線を走るオルビスがLetroを活用してのUGC施策に注力することで、より多くのコンテンツが増える。

SNSで情報収集することが普遍的になればUGCがあるなしで消費者の購買意欲への影響も大きくなっていくだろう。自社のみでUGCの活用・分析が難しくなった際にはLetroのようなツール導入も積極的に検討していくべきなのではないか。

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