Amazonログイン&ペイメント EC市場を変える、その影響力

ECのミカタ編集部 [PR]

アマゾンジャパン合同会社
アマゾンペイメント事業本部 事業部長 井野川拓也
東京大学大学院 化学生命工学科修了。ペンシルベニア大学Wharton校にてMBA取得。外資系コンサル ティング会社、外資系PCメーカーを経て、2010年にアマゾンジャパン入社。Amazonマーケットプレイス事業の事業開発部門を担当後、2015年11月よりAmazonログイン &ペイメントの日本統括責任者となる。

2015年5月、日本でも開始されたAmazonログイン&ペイメント。アマゾン以外のECサイトにもアマゾンアカウントでログイン・決済ができるというサービスだ。開始以来、導入店舗が続々と増えているこのサービスによって何が変わるのか、その効果と今後の展開を、アマゾンペイメント事業本部 事業部長 井野川 拓也氏にお話を伺った。

Amazonログイン&ペイメントの今

ーそもそもAmazonログイン&ペイメントとは、どのようなサービスなのでしょうか?

 Amazonログイン&ペイメントは、アマゾン以外のECサイトでもアマゾンアカウントでログイン・決済ができ、簡単で安心なお買い物を実現するサービスです。日本では2015年5月に開始しました。アマゾンのビジネスモデルは、それまで直販や出品サービスがメインでしたが、お客様の更なる利便性向上のために、アマゾン以外の独自ドメインのECサイトもサポートしたいという思いがありました。Amazonログイン&ペイメントを日本で最初に導入されたECサイトは「出前館」様と「劇団四季」様でしたが、こう言った注文時の条件指定が複雑でアマゾンでは販売が難しい商品を扱うECサイトについても、サポートできるようになりました。

ー開始後の動きはいかがですか?

 ご好評をいただいており、現時点での導入企業数は数百社となっています。また、2016年4月には、ソリューションプロバイダー様向けに公式認定制度「グローバルパートナープログラム」を開始し、現在約20社のパートナー企業様の営業・技術支援などをさせていただいています。Amazonログイン&ペイメントのポイントは、決済だけでなくログインが一緒ということです。これにより、アマゾン以外のECサイトでも、アマゾンと同じように非常に簡単に決済できるようになりました。

お客様のメリットは利便性/スピード/安心・信頼

Amazonログイン&ペイメント 鞄工房山本様の例

ーこのサービスにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

 Amazonログイン&ペイメントを利用するお客様(購入者様)のメリットには、まず、利便性が挙げられます。アマゾンアカウント一つでアマゾン以外のECサイトでも買い物ができるので、複数のIDやパスワードを管理する必要がなくなります。複数のアカウントを管理している状況でアカウント情報を忘れてしまうと、買い物が面倒だと感じてしまいます。そういった不便さを解消したいという思いがありました。

 通常、ECサイトで買い物をする時は、決済完了までに様々な情報を入力する必要がありますが、アマゾンアカウントでログインすることで住所やカード番号が自動表示され、最低2クリックで決済が完了します。情報入力の手間がなくなることで、ストレスを感じることなくお買い物ができます。また、「鞄工房山本」様が販売されているランドセルは、お客様情報を入力している間に完売してしまうほどの人気なのですが、アマゾンアカウントをお持ちのお客様から、アマゾンに登録している配送先住所・クレジットカード情報が自動的に表示されるので30秒かからず注文できる、というお声も寄せられました。同様に、セール対象の人気商品などを確実に購入するために、Amazonログイン&ペイメントは役立つのではないでしょうか。

ー決済情報はアマゾン側で管理するのですか?

 Amazonログイン&ペイメントでは、クレジットカード情報をアマゾンが管理するので、情報漏洩リスクを削減できます。初めて接するECサイトでは、決済時にお客様がセキュリティを心配して購入を躊躇されるケースもあります。また、アマゾンでのお買い物と同様の保証が適用され、万が一、トラブルがあった際にはアマゾンが保証します。(※注1)そのため、お客様が安心してお買い物ができるところもメリットです。
(※1:デジタル商品サービス、ギフト券等は対象外)

事業者のメリットは新規獲得への期待/コンバージョンレート改善への期待、信頼・不正対策

ー販売事業者にとってのメリットは何でしょうか?

 まず、新規の顧客が増えるということです。事業者様の調べ(※注2)で、ゲスト購入者のうちAmazonログイン&ペイメントで決済される割合は40〜50%、そのうち会員となったのが60〜80%(通常は約20〜25%)と高い効果を出しています。通常の決済ですと、注文から会員登録までに個人情報を入力し直す場合が多く、会員登録率が下がってしまいます。Amazonログイン&ペイメントでは、注文確定画面に会員登録・メルマガ購読のチェックボックスを設けるだけで、お客様情報の入力なしに、会員獲得・メルマガ購読につなげることができます。
(※注2:(株)フューチャーショップ、(株)ecbeing、アイピーロジック(株)調べ)

ー売上向上にもつながりそうですね。

 コンバージョンレートの改善、売上の向上という効果も出ています。EC店舗様が会員情報を取得いただけるので、単発の売上だけではなく、将来的な売上にもつながりますし、その分マーケティングコストを抑えることもできるのではないでしょうか。スマートフォンとの相性も良いようで、スマートフォンに強い店舗様では、アマゾンアカウントでログインしたお客様は他のお客様と比較して購入完了率が3.5倍という効果(※注3)も出ています。

 さらに、Amazonログイン&ペイメントでは、決済に関する不正監視・取締りを実施しています。アマゾンでは膨大な取引を行っており、その分、不正を防ぐノウハウも蓄積されています。不正取引の発生割合を低減させ、EC店舗様が不正対策に割いていた労力を減らすこともできるはずです。

(※注3:クルーズ(株)調べ)

ー今後どのような展開を考えていますか?

 Amazonログイン&ペイメントは、自社サイト運営の販売事業者様にとっては、システムのつなぎこみ、開発に工数がかかるという課題があり、対応したカートシステムを増やすよう取り組んでいます。これにより、販売事業者様が個別に導入する必要がなくなります。先に触れた公式認定制度「グローバルパートナープログラム」では、ソリューションプロバイダー様にこうした技術サポートも無料で提供しています。Amazonログイン&ペイメントを更に広めていくためには、ソリューションプロバイダー様の存在がキーになるので、そのパートナーシップも重視していきます。

ーログイン・決済以外に展開の可能性もありますか?

 米国での事例になりますが、AAP (Amazon Advertising Platform)によりアマゾンが保有するデータを活用し、アマゾン内外のお客様に選択的に商品広告を出し、Amaozn Payments(※注4)で決済を行うという取り組みや、定期購入に近い形で、販売事業者様とお客様の合意のもと、ショッピングカートを経由せずお買い物ができるプロセスに取り組んでいます。更に、オフラインの決済にも領域を広げ、オムニチャネル化も進めています。販売事業者様のビジネスを更に成長させるには、オフラインも含めたサポートが必要だと考えています。

 ニューヨークにあるハイブランドのアパレルショップ「Moda Operandi」では、このオムニチャネルについて試験的な取り組みを行っています。ここでは、まず、ビーコンでお客様の来店を検知し、ショップスタッフの端末に通知します。そして、オンライン・オフライン双方でのお客様情報が共有され、接客に活かされる他、店頭で買い物をする際は、Amazon Paymentsによって決済が可能で、スマートフォン1つで現金、財布を必要としません。

 これからも、ECサイトを利用するお客様が不便に感じるところを解決するために、Amazonログイン&ペイメントでは新しい価値を提供していきたいと思います。

(※注4:日本では「Amazonログイン&ペイメント」、USでは「Amazon Payments」の名称になる)

<ECのミカタ通信 2016 AUTUMN vol.12より抜粋>

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