au Wowma!より出店店舗さまの声をリアルに届けます!~第一弾はECモールの店舗運営効率化とモール早期立ち上げ事例紹介~

前田 旭

はじめまして!!「au Wowma!(エーユーワウマ)」(注1)の営業企画を担当している前田と申します!

この度、弊社森山のコラムとは別でECのミカタさんにコラムやブログを書かせていただけることになりました!!!

au Wowma!の営業として店舗さまの【店舗さまの声をリアルに届ける!】をテーマに、色んな店舗さまに沢山のお話を聞き、記事にしてまいりたいと思います!

早速、第1回目の今回は【店舗運営効率化とモール早期立ち上げ事例】をご紹介させていただきます。
ご協力いただいた店舗さまは...

■くりや南陽軒 代表 小南 益良さま (https://wowma.jp/user/40891408
この度はご協力ありがとうございます。くりや南陽軒様は2017年8月よりau Wowma!にご出店いただき、多店舗での運営の効率化のため受注管理、在庫管理、ページ管理の一元管理機能「ネクストエンジン」を導入しています。EC強化をしている中、au Wowma!での運用について聞いてみました!!!


前田:いつもau Wowma!のご利用ありがとうございます。EC事業を強化し始めたきっかけを教えてください。

A:バブル崩壊後に直ぐに景気の影響は出なかったものの、実店舗での先々の売上を見据へ自社サイト2000年にオープンしました。しかし、出店はするものの、PVが伸び悩んだため、次の打ち手としてモールを検討し始めました。そんな中、地元の同業競合店舗が1モールで月400万以上売上があるとの公演を聞き、ECの可能性を感じ他モール出店をスタートしました。これをきっかけにEC事業強化へと進んでいったと思います。

前田:現在、自社含めECショップは何店舗お持ちですか?

A:6店舗運営しております。

前田:6店舗も!!すごいですね!店舗運営についてお聞かせください!何名で運営されているのでしょうか?

A:私が戦略を立て、通常はWEB制作1名、受注2名で全てのモールを運営しております。繁忙期は受注処理の人員をスライドして4名体制に、発送業務は2名で行っております。

前田:今まで、ネットショップを多店舗展開する中で、どんなご苦労や課題がありましたか

A:年間売上数値は上がったものの、広告費用がかさみ利益を出すのに厳しい状況となっていました。再度、EC事業を立て直しの為自社サイトを強化してベースを構築し、そのデータを移設する形で早期立ち上げに成功した要因でもあります。


前田:その上でau Wowma!に出店いただいたきっかけは何でしょうか。

A:au Wowma!営業の方から連絡があったのがきっかけですが、au Wowma!はKDDIグループな上、au経済圏のポイントを消費するモールである点で可能性を感じました。今までの経験からも、他モールからの移設も手間はないかと思い、出店しました。

前田:au Wowma!に出店してよかった点、他モールとの違いはありますでしょうか?

A:母の日を強化する為、広告を集約させて売上アップに繋げました。購入される年齢層の幅が広がり、20代、30代の若い層にも購入頂いています。他モールでの主力のお客様の層は40,50代です。モールによってターゲットの違う層にご購入頂いている事は良かった点です。

前田:au Wowma!を運営する上での工夫されている点はございますでしょうか?

A:商品画像を充実させ、お客様が検索されるだろうキーワード対策をこまめにメンテナンス更新しています。シーズン毎にどのキーワードが有効かどうか、担当者とも話をする事でヒントを得ています。

前田: 主力商品のアピールポイントをお聞かせください!

A:栗のお菓子です。栗きんとんや栗のまんじゅうを自社製造して出来立てをそのままお客様へお届けする事が出来ます。ご購入するお客様が、大切な方にプレゼントしてその方が喜んで頂きかつ、送って頂いた方にも感謝が届くまでイメージしています。具体的には商品に付加価値を高める為に、ふろしきラッピング、メッセージカード選択等実施していまして、とにかく継続して行っています。

前田:お客様に寄り添ったサービスで感動しました。商品開発はどのようにされているんですか?

A:夏の人気商品になっている「ヒンヤリくりーむ大福」は、実はもともと主力のくりきんとんが全て売れてしまった為、他に売れる商品の開発を迫られました。売れている商品の市場調査と、自社のリソースにて製造可能な商品を見立て、お客様が商品を見たときのわかりやすさやご購入いただきやすい商品をテーマに開発しました。ECにおいては、商品を育てる、成長させるとの視点で販売しております。

前田:au Wowma!への出店を増やす上での障壁や工夫した点等ありますでしょうか?

A:au Wowma!はモバイル特化のECモールと認識している為、とにかく商品画像を充実させるようにしました。画像の掲載数を増やす件には苦労しました。

前田:「ネクストエンジン」を導入したきっかけは何でしたか?又、何故ネクストエンジンにされましたでしょうか?

A:もともと受注処理から発送の工程で受注伝票を1件1件開いて修正していました。1日200件の処理が限界ではありましたし、又多店舗展開していくにつれてそれぞれのモールの仕様に合わせる事が必要な為、ミスも発生してきました。ネクストエンジンを導入することでこれらの状況が改善できるのでは、と考えたからです。


前田:「ネクストエンジン」使用前後でどんな変化がありましたか?できる限り具体的に教えてください。

A: ネクストエンジンイージーオーダーを導入する事で発送日、到着日、時間指定までも一括で受注伝票に反映することが可能になりました。これにより伝票を修正する人的コストが削減出来ましたし、今まで繁忙期は私(社長)が早朝に伝票修正の作業を行っていましたが、その作業が必要なくなりました。
受注から伝票出力までの処理を管理画面一つで完結できるようになった事も大きいです。人数を増加させる事なく、かつ受注処理から伝票出力までの時間が1日約3時間短縮しました。また、受注処理の対応可能件数が1日200件から800件まで大幅に増えたことで、売上アップにもつながりました。

前田:最後に、将来の展望(目標)をお聞かせいただけますでしょうか。

A:『利他知足』という言葉を経営に取り入れています。相手に喜んでもらうときが一番の幸せという事を実践する為、お客様への接客に関しては、届いた人の喜びだけでなく、届いた人から、送り主からの『ありがとう』の顔までイメージして付加価値特典を付け商品を送っています。
また、社内では従業員評価をよりスタッフのモチベーションが上がる形に変化させました。
ネットが成熟期になりつつあると感じる中、なんとか昨対より1円でも売上アップしようと努力しています。

前田:ありがとうございます!私どもも、「くりや南陽軒さま」の想いをお届けできるよう、auのベストコマースとして全力を尽くしますので、引き続き宜しくお願いいたします。

(注1) 2019年7月25日以降、「Wowma!」は「au Wowma!」へ名称変更しました。

■ネクストエンジンとは
複数のオンラインショップの商品登録、在庫管理、受注処理を一元化、自動化することができる、業界最大級のクラウド(SaaS)型ECプラットフォームです。対応モール・カート数の豊富さと、様々な運用に合わせられる拡張性が特徴です。EC店舗運営を「大変だ」と感じている方はぜひ一度「無料体験」をお試しください。


著者

前田 旭 (Maeda Akira)

2017年4月にKDDIコマースフォワード株式会社へ入社。(現:auコマース&ライフ株式会社)総合ショッピングモール「au Wowma!(ワウマ)」※の立ち上げ当初から事業へ参加しau Wowma!新規出店店舗様の営業を経験ののち、外部、自社問わずWeb媒体から店舗様へサービスを発信し、店舗様、au Wowma!双方が発展すべく各施策を実施。今後は、各媒体、イベントを通してau Wowma!に出店している店舗様のリアルな声を届けるべく奮闘中。
※2019年7月25日以降、「Wowma!」は「au Wowma!」へ名称変更しました。

https://wowma.shop/