ZOZOTOWN、”ツケ払い”に続く新施策”買い替え割”

ECのミカタ編集部

 ECで洋服を購入する際に“迷い”が生まれ、「購入」のボタンを押せないユーザーも居るだろう。その迷いの例は、「洋服は欲しいが、家には洋服がたくさんある。しかも、金額が高い…。」である。

 株式会社スタートトゥデイ(以下、スタートトゥデイ)は、そういった迷いを解決し、購買行動に繋げるためにZOZOTOWNにて「買い替え割」を開始した。

下取りアイテムで新しい洋服を購入?

 スタートトゥデイが始めた新しい施策「買い替え割」とは、商品を購入する際、注文内容の確認ページで購入履歴の中から「下取りに出したいアイテム」を選択すると、その場で下取り金額分が割引されるサービスである。もし、下取り金額が注文金額を上回った場合、支払い金額が0円となり、差額分はZOZOポイントで支給される。また、注文につき下取り点数は20点まで、割引は最大9,900円までとなる。

 なお、選択した下取りアイテムは、購入した商品が届く際に同梱される「下取りアイテム送付用バッグ」に入れて発送し、その後ブランド古着セレクトショップ「ZOZOUSED」で販売する流れだ。こういった流れは、業界で初めての取り組みとなる。

 要するに、前述の“迷い”が無くなり、確実に購買行動に繋がるわけだ。また、自宅に居ながら洋服を下取りに出すことができるため、下取りに出したい洋服が溜まっていくことも無くなるだろう。これこそ、ユーザーのニーズに応えたサービスなのだ。

ユーザーのニーズに応えたサービス「ツケ払い」

 近頃、ZOZOTOWNでは、ユーザーのニーズに応えたサービスを次々と開始している。先日発表されたサービスが「ツケ払い」である。これは後払い決済サービスであり、支払期限が最大2ヶ月後となる。

 「ツケ払い」の特徴は、クレジットカード情報が無い状態でも後払い決済サービスを利用することができる点だ。これにより、オンラインでのクレジットカードの利用に抵抗があるユーザーやクレジットカードを保有していない若年層にとっても利用しやすく、かつ、安心感を持ちながら利用することができる。

 ZOZOTOWNでは、利便性を向上させる施策を次々と打っており、現状に甘んじないその姿勢は、顧客度をより向上させることになるに違いない。


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