短期間で売上アップと内製化の実現を支援! 「商品を売る最強の集団」イングリウッドのECコンサルティングとは?

須崎 千春

株式会社イングリウッド 代表取締役社長兼CEO 黒川隆介氏

ECサイトの売上アップ、解決したい課題があるときに頼りになるEC戦略コンサルティング。ある程度の規模まで成長すると、さらなる売上を求めて「プロの力を借りたい」と考えるEC事業者も多いだろう。とはいえ、依頼するコンサルティング会社によって大きく結果が変わることが予想されるため、どの会社を選べばいいのか分からないという悩みもあるはずだ。

そこで今回は、「商品を売る最強の集団」と呼ばれる株式会社イングリウッド(以下、イングリウッド)に取材を行った。一体彼らは、どのようにEC事業者を支援しているのだろうか。代表取締役社長兼CEO 黒川隆介氏に話を伺った。

「商品を売る最強の集団」イングリウッドが確固たる思いでEC事業者を支援する理由。

2005年から創業したイングリウッドは、当初、アメリカからの輸入品を日本の自社ECサイトで販売する事業を行なっていた。現在でも大手ECサイトのコンサルティング事業と合わせて、自社ECサイトを運営しており、未だに毎年の売上が130%以上で伸びており、年商も100億円を超えているデータテクノロジー企業だ。

コンサルティング事業を始めたのが2011年。ECサイトの理解がない時代から自社サイトを運営していたイングリウッドに、「うちのECサイトも見てくれないか?」とコンサルティングの相談が来るようになった。この相談からスタートしたECコンサルティングは、請け負った案件のECサイトの年商が3倍という結果になり、今のコンサルティング事業に繋がっている。

MD→ビジュアル制作→デジタル広告→フルフィルメント→CRMなどを一括で請負い、海外販売とオフライン展開も現在では提供している。

「商品を売る最強の集団であり続けること」

この企業理念を持つイングリウッドは、膨大なデータを軸に、オンラインとオフライン双方に商品を流通させるコンサルティングを行なっている。では、なぜイングリウッドはここまで強気な企業理念を持ち、事業を展開しているのだろうか。黒川氏に尋ねてみた。

「当社のミッションですが、商品を売り続けること、最強集団であり続けること、どちらも本当に難しいと感じています。だからこそ、まずはそれを宣言しクライアント様にコミットしております。そして、『私たちは商品を売る最強の集団だ』と自負をして仕事をし、学び続け進化を止めないようにしております。

永続的に企業が成長するためには、クライアント様と弊社どちらも成長していかなればいけない。そこを意識し支援できるかが私たちにとって重要なので、この理念を掲げています。また、社内の人間に対しても『理念に沿ったメンバーであり続けてほしい』という私たちからのメッセージです。」

確固たる思いを持つイングリウッドは、永続的な成長を考え、理念に沿ってメーカーとEC事業者を支援しているのだ。

EC事業者を一貫サポート!勝てる仕組みをつくるECコンサルティング

「結果が出なければ、すぐに解約していただいて構わない」と話す黒川氏。結果と成長にこだわるイングリウッドのECコンサルティングは、一体どのようなものなのだろうか。

「私たちは10億円の在庫を抱えECサイトを運営する事業者でもあるので身をもって感じていることですが、EC事業は、そう簡単に儲けを出す事が難しい。
営業利益を出しながら利益率向上していくことがとても重要なので、まずKPIをしっかりと定めたうえで、データとマーケットを俯瞰しながら高速で分析し的確なヒットポイントを提示します。

基本的にECは、制作、マーケティング、フルフィルメントなど、一気通貫した形での運営が必要です。それに対して、マーケッターは広告運用だけ、制作は制作だけ、バックヤード業務は効率化を考えるだけ、と考えてしまうと、事業として売上を伸ばすことはすごく難しくて。横断的に考えられる方がいないと、どこに問題点があるのかがわからないんです。どんなプロセスで、なぜ伸びているのかを理解しないといけないので、私たちからは、なぜ勝ったのか、負けたのかをクライアント様にしっかりとお伝えしています。

あとは、細かい部分ですが『梱包に使用しているダンボール代が高い』などのコストカットの交渉も行っております。スポットでの支援ではなくて、売上と利益を伸ばすために必要なことは全てサポートしています。自社で運営するECサイトと同じような仕組みを、一社一社つくっていくイメージです。」

イングリウッドが提供するECコンサルティングでのサポート領域

通常、イングリウッドは年商20億円以上のECサイトをメインにコンサルティングを行なっている。だが、売れている企業のコンサルティングといえども、蓋を開けてみると課題がごろごろ溢れているという。ただ、大手ECサイト以外にも、イングリウッドが成長しそうだと成長見込みを感じる企業があれば、支援を行なっている。その実例を伺った。

「当初、年商1億円だったECサイトを支援しているのですが、1年半の戦略コンサルで38億円くらいまで伸びています。そこは『筋肉市場を活性化したい』という会社で、ものすごい数のプロテインのラインナップを揃えていたんです。その想いや商材に対して、私たちも『すごく面白いな』と思い、話をお聞きした上で支援をさせていただくことになりました。

最初は月額のコンサルティング費用が払えないということでしたので、成長後のレベニューシェアをお約束して支援をすることになりました。今では成長して、私たちもコンサルティング費用をいただけていますし、両社ハッピーな状態です。稀ですが、こういうパターンもあります。」

イングリウッドは、今まで積み重ねたデータと実績をもとに、これから伸びる企業をしっかり見定めて結果を出している。闇雲な支援はせず、支援したいと思った企業を成功に導くスタイルは、取引のある企業から高評価を得られている理由の一つだろう。

「事業者が成長すれば、消費者も喜ぶ」イングリウッドの今後の展望とは

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また、イングリウッドには「営業担当が一人もいない」ということも驚きだ。

「お付き合いのある皆さんから高評価をいただいているおかげで、営業担当が一人もいません。口コミなどで弊社を知ってくれた企業様からの相談が、コンサルの窓口にたくさん来ている状態です。

ですが、私たちは一社に対して長々とコンサルティングすることを望んでいません。基本的に、一年で結果を出すことと内製化のご支援をしています。3ヶ月程度の期間での結果にコミットをして、集中してコンサルティングをする。3カ月で伸びればその後も間違いなく成長していくので。基本、この世界は結果が全てです。如実に数字が出るので、とにかく数字で結果を見ていくことが大事ですね。」

イングリウッドのコンサルティング費用は最低80万円から。決して安くはないコンサルティング費用だが、取り組みが決まってからの成長は確実だろう。まずは相談後、ECサイトの状態見てもらい、必要なサポート内容によってコンサルティング費用が決定する仕組みだ。

「以前のようにミドルが空洞化し売上2極化が進んでいる現在、更に事業者がユーザー目線でいる必要があります。今後は優良なEC事業者がずっと残っていく時代だと思うので、ECサイトの利用者さんのためにも、私たちがメーカー、事業者を支援することはすごく意義のあることです。

私たちのサポートによってしっかりと内製化されれば、クライアント様も自分たちだけで運用できるようになれるはず。なので、それまでのご支援をして、業界全体をもっともっと盛り上げていきたいですね。」

「商品を売る最強の集団であり続けること」この理念のもと、オンラインとオフラインに商品流通にコンサルティングを行うイングリウッド。

ある程度の規模に成長しても「まだまだ売上を伸ばしたい」「内製化をしたいがなかなかうまくいかない」と悩みを持つ事業者は多いだろう。当てはまる企業は、ぜひ一度イングリウッドに相談してみてほしい。

自社EC15期増収増益企業のECコンサル事業部が、有名事業者を含む成功事例と失敗事例をご紹介!

イングリウッドでは10月29日(火) 有名事業者を含む成功事例と失敗事例を紹介するセミナー を東京で行う。

定員数は10名とのことで残席数もわずか。ECの売り上げにお困りのメーカ/ブランドの事業者様は、早めにチェックしこのセミナーに一度参加してみるといいだろう。

[セミナー概要]
内容:事例大公開!EC売上アップの法則セミナー
開催日:10月29日(火) 15:00〜17:00
場所:東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ 13F(イングリウッド本社)
参加費:無料

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記者プロフィール

須崎 千春

1992年生まれ 北海道出身。朝ごはん巡りが大好きなフリーライター。
ビジネス系の書籍やWeb記事の執筆をメインとし、「ECのミカタ」ではECサイトを運営する会社での勤務経験を活かし、企業インタビューを行なっている。

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