【第1回】“自社だけの”売れる人気商品を作るために

鈴木 翼

自社のオリジナル商品が作りたいのだけど
〇どこに相談すれば・・
〇何を相談すれば・・
〇いくらでやってくれるのか・・

本コラムではこういった悩みを抱える方々に向けて、オリジナル商品を作るために大切なことを、複数回にわたってお話していこうと思っています。

【第1回】 “自社だけの”売れる人気商品を作るために
【第2回】 道を踏み外さず、成功するためのパートナー選び
【第3回】 売上UPのヒケツは「作り手の顔が見えること」
【第4回】 自社商品を作るときによくある質問 ①ロット
【第5回】 自社商品を作るときによくある質問 ②商品原価

【第1回】“自社だけの”売れる人気商品を作るために

 みなさん初めまして、株式会社ネオサークルの鈴木と申します。私の仕事は、クライアントのオリジナル商品を作ることです。

 工場やメーカーですか?いいえ違います。当社は『OEMメーカー』です。

 OEMとは、簡単にいうと依頼を受けてその会社のオリジナル商品を作ることです。このコラム連載では、自社のオリジナル商品を作りたい、という人たちがワクワクしながら商品作りが出来るような連載にしていきたいと思っております!

オリジナル商品のメリット

オリジナル商品のメリット卸し商品と自社オリジナル商品を比較してみましょう

 まず、モノを売るEC通販の場合、他社商品を卸しで売る場合と、自社商品を売る場合がありますが、どちらの場合もメリットとデメリットがあります。

 卸しのメリットは少ないリスクで、多品種の商材を扱えることです。流行に敏感で、信頼のおける仕入れルートを持っていれば、素早く消費者のニーズに応えるラインナップを揃えることが出来ます。

 デメリットは【信頼のおける仕入れルート】を見つけるのが意外と難しいということです。

 対して、自社商品を作ることのメリットは大きく3つあります

①とにかく利幅が大きい
 これは最大のメリットです。問屋を通さないので、卸の商品より格段に安く仕入れをすることが出来ます。

②値下げ合戦に参加する必要がない
 その商品は店舗オリジナルなのですから、他店の販売価格を気にする必要はありません。

③他社への卸価格を自由に設定できる
 商品の認知度が上がると色んな会社から問い合わせが来ます。量販店、ドラッグストア、越境ECなどから連絡が来たところに、自分が定めた価格で卸が出来ます。

オリジナル商品のデメリット

 もちろんデメリットもあります。そこを教えないとフェアじゃないですよね。

①初期費用がかかる
 どうしてもかかります。ロットや原価のことは今後のコラムでお話する予定ですが、開発コストがかかるのはどの業界も同じです。

②在庫が余ったら・・
 これは卸でも一緒ですよね。基本的に原価は安く作れるので、仮に売れ残ってもセール販売がしやすいという利点はあります。

③商品の責任が自社にある
 万一、商品に何かあった場合責任は負う必要がありますが、商品の品質や販売に関するアドバイスや対処方法はOEMメーカーや工場が協力します。実際、当社にもそういった相談は多く寄せられています。

 当社のようなOEMメーカーの仕事は、そういったクライアントの要望をよく聞き、限りなく理想に近い商品の企画開発をすることです。

売れる商品には理由がある

売れる商品には理由がある作るからにはやっぱり『売れる商品』でないと

さて、ここまではOEM全般について話をしてきました。当社は食品と化粧品のOEMメーカーですので、ここからは私の得意とする食品の業界に絞って話をします。

 いままでOEMや自社商品について詳しくなかった方も、このコラムを読み続けることでOEMメーカーや工場に相談しやすくなり、価格やロットの交渉もしやすくなります。すると、いままで使ってきた労力の半分以下で良い商品が作れます。


ここでいう「良い商品」とは、すなわち「売れる商品」です。

では「売れる商品」とはなにか。
食品に絞って言えば「続けたくなる商品」です。


「すごい美味しいのにこんなにお手頃価格!」
「長年はけなかったズボンが入るようになった!」
「周りから肌がきれいになって若返ったと言われた!」

消費者はその商品を続けるとこういった満足を得られるわけです。

だから続けるし、だから売れる。


 せっかくオリジナル商品を作るのですから多く売りたいですよね?間違いなく卸商品より愛着がわくので「売ってやろう」という気持ちになりますよ!!それは、私たちも一緒です。なので、どんどんOEMメーカーを頼りましょう!OEMメーカーと協力して、オリジナルの商品を生み出してみてはいかがでしょうか?


 ただ、やり方を間違えると失敗することもあります。

▶ECでの販売を考慮した商品作りが出来なかった・・
▶思った通りの出来ではなかった・・
▶担当者との意思疎通が出来なかった・・


 そういったことにならないように、次回は「大事なパートナー選び」について、実例を踏まえてお話します。


著者

鈴木 翼 (Tsubasa Suzuki)

1988年 神奈川県生まれ
2011年 株式会社ネオサークル入社
健康食品を中心としたオリジナル商品のOEM企画開発に従事。顧客をゼロから支え、商品開発以外にも広告内容を確認し法的にチェックするなど多方面から顧客をサポートしてきた実績あり。
好きな言葉は「とりあえずやってみる」
OEMをお考えのみなさん!ぼんやりとでもいいので、まずは「とりあえず」私にご相談ください!