”読んでもらえる”LINEメッセージを配信しよう!開封率を上げる秘訣とは?

松元由布子

LINE公式アカウントの運用目的はさまざまです。友だちと良好な関係性を築きたい、自社をもっと知ってもらいたい、LINE経由の売上を増やしたいなどなど...。

どのような目的であっても、友だち追加してもらった後は、届けたメッセージを読んでもらうことがコミュニケーションのスタート地点です。

LINE公式アカウントの友だち数と開封率はLINE Official Account Managerで確認できるため、LINE公式アカウントの運用で最初のKPIに設定されやすい指標でもあります。
また、開封率を上げることは、その後の成果、例えばECサイトへの誘導数やCV数(コンバージョン)にも直結します。

この記事では、”読んでもらえる”LINEメッセージで開封率をアップするためのコツを紹介します。

そもそもメッセージを開封するのはどんな時?

私たちがLINE公式アカウントから送信されたメッセージを開封する時はどんな時でしょうか?

●メッセージが届いていることに気づきその内容に惹かれた
●メッセージを開封できるタイミングだった
●メッセージの内容に興味があるなど、開封するメリットを感じた
●このLINE公式アカウントはいつも「ためになる・得する情報」を配信してくれるという信頼がある

ユーザー視点で考えてみると、そこに開封率をUPするためのヒントがありそうです。

プッシュ通知のテキストやトークリストに表示される文章を工夫する

メッセージが届いていることに気づきその内容に惹かれた

ユーザーは、プッシュ通知でメッセージが届いていることを知り、プッシュ通知のテキストやトークリストに表示される文章でどんなメッセージが届いたのか、内容を知ります。

プッシュ通知とは、LINEアプリを起動していなくてもメッセージが届いたことをスマホのロック画面やステータスバーなどにポップアップで通知する機能です。

プッシュ通知のテキストやトークリストに表示される文章で興味を惹くことができなければ、開封してもらえません。
そのため、これらのテキストはかなり重要です。
開封することでユーザーにとってどんなメリットがあるのかを端的に訴求し、テスト配信でユーザーにどのように表示されるのかを確かめながら調整します。

●プッシュ通知:1吹き出し目の冒頭が表示
●トークリスト:最後の吹き出しの冒頭が表示。リッチメッセージ・リッチビデオメッセージ・カードタイプメッセージ・リサーチ・クーポンなど「タイトル」が設定できるものはタイトルが表示

配信頻度や送信時間を工夫する

メッセージを開封できるタイミングだった

メッセージが届いても、仕事や家事などで忙しい時にメッセージを開封することはできません。
LINE公式アカウントの友だちはどんな人なのかをふまえて、開封してもらいやすい時間帯に配信しましょう。
過去の配信からどの時間帯が開封されやすいかを推測してみるのも一つの方法です。

併せて、また届いた...と思われない程度の配信頻度を保つことも大切です。

ユーザーにあわせたメッセージを配信する

メッセージの内容に興味があるなど、開封するメリットを感じた

私たちの周りには様々な情報が溢れています。ユーザーは日々、それらの中から自分にとって必要な情報を取捨選択し続けています。

メッセージを開封してもらうには、自分にとって興味のある情報だ!開封するメリットがある!と感じてもらう必要があります。

ところが一斉配信だけでは、さまざまな属性や興味関心をもつ友だち全員の興味にあわせたメッセージを配信するのには限界があります。

そこでおすすめなのが、ユーザーの属性や興味関心、購買行動などでメッセージの配信対象をわけてメッセージを出し分けるセグメント配信(絞り込み配信)です。

性別や年齢、地域などの属性にあわせたセグメント配信を行う
男性に女性向け商品のキャンペーン情報を配信しても、残念ながら開封してもらえないことの方が多いでしょう。
そんな時に活用できるのが属性にあわせたセグメント配信です。

LINE公式アカウントでは「属性(フィルター)」を活用して友だち期間、友だちの性別や年齢、OS、地域の属性情報から絞り込むことができます。また、この後紹介する「オーディエンス」と併用することも可能です。

※属性情報はLINEユーザーが保有するスタンプ、友だち追加しているLINE公式アカウントなどの利用状況から推定された”みなし属性”
※属性(フィルター)を利用した絞り込み配信は、選択後の推計対象ユーザーが50人以上必要

アクティブなユーザーに絞って配信する
LINE公式アカウントのトークルームを開くことがない、つまり開封することがないユーザーも残念ながら一定数います。(もちろん理由は様々です)

そんな時は、一つの方法として「オーディエンス」を利用してアクティブなユーザーに絞って配信するのもおすすめです。
オーディエンスとは、条件を指定して配信先の指定に利用できるLINE Official Accout Managerの機能です。

リッチメニューインプレッションリターゲティングは、リッチメニューを表示したユーザーを対象とするオーディエンスです。

●オーディエンスタイプ:「リッチメニューインプレッションリターゲティング」
●「含む」

リッチメニューをデフォルト表示にしている場合、LINE公式アカウントのトークルームに訪れたユーザーはリッチメニューを表示したユーザーとしてカウントされます。

「リッチメニューインプレッションリターゲティング」を活用することで、一定期間にトークルームを開いたことがあるアクティブなユーザーをメッセージの配信対象にすることができます。


※配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要

過去に配信したメッセージを表示もしくはクリックしたユーザーを対象に配信する

過去に配信したメッセージを表示もしくはクリックしたユーザーは、LINE公式アカウントやメッセージの配信内容に少なからず興味をもっていただけていると推測できます。

LINE公式アカウントの「オーディエンス」で、過去に配信したメッセージに含まれるリンクをクリックしたユーザーや過去に配信したメッセージを開封したユーザーを対象にメッセージを配信します。

●オーディエンスタイプ:
 ・「クリックリターゲティング」もしくは
 ・「インプレッションリターゲティング」
●「含める」

実際に、弊社のLINE公式アカウントで試したところ開封率が25%向上しました。

※配信に利用するには、オーディエンスのサイズが50以上必要

購買行動などの顧客データを活用し具体的なニーズにあわせた配信を行う
ここまで、LINE Official Account Managerだけでできる方法をご紹介しました。

しかし、より友だちの具体的なニーズにマッチしたメッセージを配信しようとするとそれだけでは足りないケースもでてきます。

そんな時におすすめしたいのが、ID連携を活用したメッセージ配信です。
以下はECにおける、ID連携を活用したメッセージ配信例です。

●会員限定のクローズドセールの案内を配信
●初回購入者限定のクーポンを配信
●再入荷通知
●カゴ落ち配信(商品をカートに入れたまま離脱したユーザーへリマインド配信)
●ポイント失効通知
●過去の閲覧/購入情報・商品情報に基づいたレコメンド配信
●トライアル商品を購入した人にステップ配信
●自社サービスのロイヤル顧客向けに先行販売の案内を配信

ID連携を活用したメッセージ配信では、自社EC上での購買行動に関連し、ユーザー一人ひとりの具体的な”ニーズ”にあわせた情報を届けられます。
そのため、開封率が高まることはもちろん、購入などのCV(コンバージョン)にもつながります。

※LINEのID連携とは、LINEのIDと自社サービスの会員IDを紐づけることです。ID連携することで、「どの会員がどの友だちか」が分かるようになるので、会員属性やサイト訪問履歴、購入履歴などに応じて、クーポンやレコメンド、在庫通知といったセグメント配信が可能になります。

※ID連携とは?企業が導入するメリットと活用事例、効果的な実装方法を解説

さいごに:常日頃からユーザーとの良好な関係性を保つ

このLINE公式アカウントはいつも「ためになる・得する情報」を配信してくれるという信頼がある

いつも一方的な宣伝ばかりが届く...。そんなLINE公式アカウントからメッセージが届いても、またか...とスルーされてしまうことは想像に難くありません。

いろんなテクニックや手法も必要ですが、やはり最終的には、日々のユーザーとのコミュニケーションの積み重ねでエンゲージメントを高めていくことが最も大切だといえます。

ソーシャルPLUSでは、友だち追加とID連携を促進し、ID連携をベースに、顧客・購買データに応じたセグメントメッセージ配信など、LINEと連携したCRM施策に必要な各種機能を提供しています。
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著者

松元由布子 (Yuko Matsumoto)

ソーシャルログイン・ID連携サービス「ソーシャルPLUS」のマーケティング担当。2015年にフィードフォースに入社後、ブログメディア編集長としてコンテンツマーケティングに従事。2022年6月よりソーシャルPLUSに転籍し、現在に至る。会員IDとプラットフォームのID連携により、CV導線の簡略化から、友だち追加の促進、会員情報に応じたセグメント配信まで顧客体験を豊かにするためのLINEのCRM施策をご提案。

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