Eストアー、Amazonログイン&ペイメント導入の詳細

ECのミカタ編集部

Eストアー顧客の購買率アップを狙う

 ネット通販総合支援の株式会社Eストアー(以下、Eストアー)は、通販システム「ショップサーブ」の決済手段の一つとして、ID型決済サービスの「Amazonログイン&ペイメント」の有料オプション機能として、10月19日に導入する。

 「Amazonログイン&ペイメント」の導入により、総合オンラインストアAmazon.co.jpのアカウントに登録されているクレジットカード番号や配送先情報などを利用して、そのまま決済することが可能になる。さらに、情報入力の負担軽減を図ることができ、直営店(Eストアー顧客)サイトで購買率アップが期待できる。

 なお、申込受付開始が9月21日であり、サービス開始が10月19日だ。初期費用が無料で、月額費用が3,240円(税込)である。ただし、ショップサーブ利用社が対象(アマゾンジャパン合同会社による審査・契約手続きが必要)となる。

Amazonログイン&ペイメントの詳細

 そもそも、Amazonログイン&ペイメントとは、Amazon以外のECで買い物した際でも、Amazonアカウントで支払うことができるサービスだ。また、Amazonログイン&ペイメントでは、最短2クリックで支払いが済むため、忙しい時にでもECで買い物を楽しむことができる。さらに、Amazonアカウントに登録された情報は安全に保管されるため、安心して利用することができるところが魅力となるだろう。

 Amazonログイン&ペイメントは、ユーザーだけでなく、EC運営者にもメリットがある。それは、カート離脱を防ぐことだ。通常、ECで商品を購入し、支払う際に配送先やクレジット情報を入力する必要がある。このように決済方法に手間がかかると離脱をする可能性が高い。しかし、Amazonログイン&ペイメントにより、配送先やクレジット情報などの入力の手間なく、スピーディーに注文を完了することができるため、カート離脱を防ぐことができる。

 つまり、Amazonログイン&ペイメントは、ユーザーにとっても、EC運営者にとっても欠かせないサービスなのだ。これを導入している企業も多いが、遂にEストアーも10月19日から導入することとなった。ECの総合支援を行うEストアーならではの新たな戦略となることだろう。


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