「傾聴=共感、伝え返し」だと思っている人、要注意! CRM向上にも生かしたい“すごい傾聴”とは?【おすすめの書籍紹介】

宮地彩花【MIKATA編集部】

EC・通販・ネットショップ運営に役立つ本を、ECのミカタ編集部員がセレクトする「おすすめの書籍紹介」。今週は年300回の企業研修に登壇し、毎年1万名を超えるビジネスパーソンに対して「コミュニケーション研修」を提供する企業研修講師、心理療法家(公認心理師)の小倉広氏による新刊をご紹介します。

CRM向上や普段のコミュニケーションでも意識したい“傾聴”

「〇〇さんって、△△なところあるから〜〜は辞めたほうがいいと思う」

まだ数回しか話していないかつ、関係性も構築できていない中で言われたこの言葉。ある程度会話を重ねた上で言われるのはまったく問題ないのですが、「表向きはそうかもしれないけど、実はそうじゃないんだよな」とモヤモヤした経験があります。

そんなモヤモヤする状況をできるだけ避けて、どうすれば相手と良好な人間関係を築けるのでしょうか。本書によれば、相手が心を開いて話をしてくれる“すごい傾聴”には「寄り添わない」「わかると言わない」「なぜと聞かない」がポイントなんだそう。

部下が心を開くための3つの鉄則、39のスキルを紹介。「管理職・マネージャー必読」と著者は勧めていますが、人と関わるすべてのビジネスパーソンに読んでいただきたい本です。

『すごい傾聴』の紹介はこちら

おすすめ書籍コーナーはこちら