【コラムランキング】9/26~9/30に読まれたコラムTOP3

ECのミカタ編集部

 ECのミカタのコラムは、必ずTwitter・Facebookへの投稿、メールマガジンでの配信を行っております。このようにECのミカタが積極的に外部へとコラムを露出させる機会を作ることで、コラムニストの方々は思いがけない反響や出会いを得ることもあるのだとか。今回は9月最終週のコラムランキングを発表します。最終週に掲載されたコラムは7本。皆さんのお気に入りのコラムは入っているでしょうか。

※ランキングの順位は掲載から3日以内のPVを集計しそれを元に決定しています。

3位 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 木川 和広さん

3位 アンダーソン・毛利・友常法律事務所  木川 和広さん

EC事業者に代金全額賠償請求?日本版クラスアクションの解説

 およそ半年振りに木川さんのコラムが帰ってきました!「これだけはおさえておきたいECの法律問題」と題し、EC事業者が注意すべき法律問題を紹介する木川さんのコラムには、多くのEC事業者の方がハッとさせられたのではないでしょうか。

 今回のコラムでは、10月1日に施行された「消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律(日本版クラスアクション)」について、制度の概要とEC事業者に与える影響を解説しています。日本版クラスアクション?聞いたことないEC事業者の方もいらっしゃることでしょう。

 日本版クラスアクションとは、事業者と消費者との契約に関して生じた比較的少額の財産的被害を集団的に回復するために創設された制度です。事業者と消費者の取引において消費者に被害が発生した場合、今まではその被害額が少額であるために、個々の消費者が個別に提訴し被害回復を図ることが困難であったり、泣き寝入りせざるを得なかった状況に、国が認めた消費者団体が多数の消費者に代わって訴訟を提起することにより、訴訟コストが分散され、消費者の被害回復が図られるようになります。この手続は、適格消費者団体の中から国が特に指定した特定適格消費者団体が遂行します。

 消費者団体がEC事業者に日本版クラスアクションを提起する可能性はもちろんあります。ではどのような場合にEC事業者が提訴対象となるのでしょうか。木川さんはその可能性をコラムの中で2つあげています。さて、あなたのEC店舗は大丈夫でしょうか。

EC事業者に代金全額賠償請求?日本版クラスアクションの解説

2位 かっこ株式会社 稲数 裕之さん

2位 かっこ株式会社 稲数 裕之さん

【最終回】EC店舗を襲う不正の今~あなたのサイトを守る5つのポイント~

 第一回目の連載から大きな反響を集め続けた稲数さんのコラムが、いよいよ今回で最終回となります。EC事業者の方にとって「売上」が最も重視すべきことなのはもちろんですが、その売上を脅かす「不正」がEC業界を取り巻いているのはご存知でしょうか。あまり不正への対策に関心を持たれていないという方も実は多いのでは?

 稲数さんのコラムでは、今対策しなければ危ないEC業界に蔓延る不正の罠について、その対策のヒントとともに様々な角度から紹介してきました。今回は最終回ということで、「あなたのサイトを守る5つのポイント」と題し、まだ客観的な基準がないためにどこまでやればいいのかが分かりづらい不正注文・EC万引き対策を解説しています。

 その5つのポイントがかなり実践的なものなので、EC事業者の方々は自社の対策と照らし合わせながら、今後も顧客の信頼を損なわず、安全にサービスを提供できる環境を整えることができるのではないでしょうか。

 「犯罪のプロ集団に対し、100%完璧な対策はありません。」稲数さんはコラムの中で強く断言します。EC市場の盛り上がりや、越境ECへの進出が活発になればなるほど、不正のリスクは高まります。一度、EC業界の現状に目を向け、すぐにでも自社に足りない対策を取り入れていきましょう。

【最終回】EC店舗を襲う不正の今~あなたのサイトを守る5つのポイント~

1位 合同会社さくら 仲庭 拓也さん

1位 合同会社さくら 仲庭 拓也さん

【第五回】人(点)ではなく、組織(面)で通販を運営する。~EC企業が知らない組織化~

 9/26~9/30で1位に輝いたのは、仲庭さんのコラムです!仲庭さんのコラムでは、人間関係を良好に築くことで組織に良い影響をもたらし、業務の効率化につながること、そしてその効率化の方法などを公開しています。それはEC店舗のみならず、様々な業界で役に立つノウハウでしょう。

 組織に存在する限り、他人と全くコミュニケーションをとらず自分の仕事だけをこなすというのは極めて困難なことです。他人と協力するからこそ、組織である意味があり、目標に対して大きな成果を残せるのではないでしょうか。

 しかし、ただコミュニケーションをとればよいということでもありません。メンバーがどのような仕事を行っているか、どのような価値観をもっているか、を理解しあっている関係こそが組織では大切なのです。

 今回のコラムでも、メンバーの価値観を理解してみんなが目標に向かえる様に仕組みを作ることがリーダーに求められることだと、仲庭さんは説明しています。「新入社員が入社しても教育する時間がない」とはよく耳にする話ですが、会社の将来を考えた時に教育に時間を割くことは必ず必要となってくるはずです。EC店舗のリーダーとして悩まれている方、ぜひ仲庭さんのコラムで解決の糸口を見つけてみてください。

【第五回】人(点)ではなく、組織(面)で通販を運営する。~EC企業が知らない組織化~

今週の注目コラムはこちら

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【注目コラム】

・【第5回】どうなる?今後のデータマーケティング
https://www.ecnomikata.com/column/11242/

 株式会社サイバーエージェントの稲益さんのコラムは今回で最終回です。これまでも最先端のデータマーケティングについてコラムの中で解説していただきましたが、今回は稲益さんがデータマーケティングに至るまでの経緯と今後のデータマーケティングについて語ります。

【9/26~9/30その他の掲載コラム】

・【第6回】EC素人集団 「米・雑穀のみちのく農業研究所」
https://www.ecnomikata.com/column/11173/

・【第二回】フィンテック法規制~利用者約1.9億人のPayPalが語る決済~
https://www.ecnomikata.com/column/11154/

・第9回:「DeNAショッピング」スマホ向けアプリリニューアルのねらい
https://www.ecnomikata.com/column/11233/

(掲載日順)

 今回は、より実践的なコラムが読者の方に好まれた傾向があります。また、先日KDDIへの事業譲渡を公表した株式会社ディー・エヌ・エーのコラムも公開されており、注目を集めています。最終回を迎えるコラムも多い中で、次回からは初登場のコラムも続々と公開予定です。 お楽しみに!


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