「AMEE＋」洋服はモデルのInstagramから直接購入する時代へ

株式会社バロックジャパンリミテッド（本社：東京都目黒区、以下バロックジャパンリミテッド）は、株式会社シーズー（本社：東京都港区西麻布）と共同開発した、SNSダイレクトコマースプラットホーム活用新規サービス「AMEE+：アミープラス」を、2017年4月19日より開始すると発表した。

　バロックジャパンリミテッドが、新たな仕掛けをローンチした。それが「AMEE+：アミープラス」というサービスだ。

　かねてよりバロックジャパンリミテッドは、店舗や本社に在籍するマイクロインフルエンサー（Instagramのフォロワーが1万人以上）や、自社ブランド「MOUSSY」など、フォロワーが47万人を超えるオフィシャルInstagramアカウントおよび運営チームの更なる活躍の場をITプラットホームで提供することを検討してきた。

　そしてこの度、店舗でのカリスマ販売員という優良人材や、自社ブランドの発信力を起点にした集客力や販売力をSNSに集約し、顧客やファンに対する新しいサービスとしてAMEE＋を開発した。

日本国内のダイレクトECサービスを牽引する存在になる

　AMEE＋は、ユーザーが商品の問い合わせやWEBでの商品検索をしなくても、バロックジャパンリミテッド認定のインフルエンサーや、ブランドのInstagramのアカウントに記載されたURLから、購入可能商品で構成されたWEBサイト「AMEE＋」に画面遷移し、お気に入りの商品をダイレクトに購入できる。という仕組みになっている。

　「海外では、“LIKE2BUY”というインスタとECサイトをつなぐプラットフォームが普及しているが、国内ではまだまだ珍しい。昨年10月にベータ版を出し、一定の成果をあげたことで、本格ローンチへ踏み切った」とコメントを発表している。

　今後はこのサービスプラットホームを利用する社外キュレーターや企業とも連携をとり、会社や個人の枠組みを超えたサービスに成長させていくことを目標としている。そしてさらにプラットホームやサービスサイトの開発などの受注を行い、日本国内におけるダイレクトECサービスをリードしていく事も見据えているという。

「人の持つ影響力やパワー」を最大限に活用する社風

　先日のECのミカタにて投稿したバロックジャパンリミテッドに関する記事(https://ecnomikata.com/ecnews/14440/)にもあるように、社員やスタッフの事を最大限尊重するその社風を象徴するかのようなサービスだ。「人の持つ影響力やパワー」を大切にしていて、その力を物販に生かす形。各ブランドのターゲット層にしっかりとハマりそうな予感がしている。

　これだけ各種SNSやブログサービスが普及した今、個人の持つ発信力や影響力は計り知れないものになっている。AMEE＋は一人一人の意見にしっかりと耳を傾けるバロックジャパンリミテッドらしいサービスだなと感じた。モノが溢れてしまっている時代だからこそ「オリジナリティ」や「個性」を大切にしたサービスが長く愛されていくのだろう。