クリエイターの商品開発・販促の投資支援プログラム【BCI】

Eコマースソリューションをはじめ多彩なサービスを提供するBASE株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表:鶴岡裕太、以下BASE)。同社はすでに40万店舗が出店するEコマースプラットフォーム「BASE(ベイス)」のサービスの一環としてクリエイターを対象とした商品開発および販促の投資支援プログラム「BASE Creators Investment(以下BCI)」の提供を、2017年10月25日(水)より開始した。

新たな価値を生み出すすべてのクリエイターを加速させる【BCI】

新たな価値を生み出すすべてのクリエイターを加速させる【BCI】

「BCI」は、新たな価値を生み出す全てのクリエイターをはじめ、今後の出店を検討している個人事業者、メーカー、ブランドの新たなチャレンジを対象としている。Eコマースをする上でカギとなる店舗開発やプロダクト認知向上そしてファン形成を行い、オンラインショップの商機拡大を支援する仕組みになっている。それだけにとどまらず「BCI」では、1案件あたり最大1,000万円までの投資を行うサポート体制を基盤に各店舗を支援するそうだ。

70%が商品を自ら生み出しブランディングにも活用

BASE社が展開するEコマースプラットフォーム「BASE(ベイス)」には、多くの店舗が出店しているが、その中の実に70%が自らの商品を企画・製造している、もしくは自社ブランド立ち上げのために利用しているというデータがある。それを前提にして単なるEコマースのインフラに留まるのではなく、新たな価値を秘めたプロダクトやサービスが、それを生み出した開発者や製造者、事業者のさらなる挑戦によってより広く認知されユーザーやコンシューマーに愛されていく、拡散していくための仕組みが必要だと考えていた。

なぜ「BCI」が生まれたのか

そこで、Eコマースプラットフォーム「BASE(ベイス)」で店舗を展開するクリエイターの商品開発・販促の投資支援プログラム「BCI」を立ち上げ、「BASE」が商品設計から調達、製造、物流過程における総合的な販売支援を行うことにしたのだ。今現在「BASE」に出店している40万店舗はもちろん、今後出店を検討している各事業者の新たなチャレンジを支援することを主眼としいて、各事業者に寄り添う形で商品開発後も一緒に店舗・プロダクト認知向上やファン形成を行い、オンラインショップの商機拡大をまでをサポートするとしている。それに加えて「BCI」では、前述したように1案件あたり最大1,000万円までの投資を行う体制も組んでおり、ECプラットフォームに留まらない、クリエイターや事業者支援のための踏み込んだ支援体制を構築している。

まだ世に出ていない事業者や生産者、物作りの担い手がビジネスを加速させていくにはいくつもの課題やハードルがある。その課題やハードルをEコマースのプラットフォームを提供する企業が資金調達を含めた支援までをしていくのは新しい切り口であり、他のECプラットフォームや同種のサービスとの差別化のみならず、事業者とユーザー、コンシューマーをより深くつなげていく役割を担うという意味でEコマースの新しい地平を切り拓く野心的な試みと言えるだろう。今後の展開が注目される。