対話型AIによる対応実現! GMOペパボがお問い合わせ対応AI導入支援サービス開始

ECのミカタ編集部

中小企業向けのお問い合わせ対応AI導入支援サービス「GMO即レスAI」を3/15(金)提供開始 【GMOペパボ】

GMOペパボ株式会社(以下:GMOペパボ)は2024年3月15日、中小企業を中心とした社内外の顧客対応の生産性向上支援を行う、お問い合わせ対応AI導入支援サービス「GMO即レスAI」の提供を開始した。

品質を落とさず迅速な問い合わせ対応が可能に

「GMO即レスAI」は、AIを利活用したサービスの提供による事業者やクリエイターの支援を目的に始動したAX事業のうち、AI Transformation領域における第1弾の取り組みとなる。

本サービスを利用した中小企業は、AIの自動化を活用し、限られたリソースで社内外の高品質な問い合わせ対応を実現、顧客および社員の満足度を向上させることが可能となる。主な特徴は以下の通りだ。

◆高度な顧客対応能力
会話型AIを活用し、社内外の多様な問い合わせへ、品質を落とさず迅速な対応が可能

◆高いカスタマイズ性
用途や対象(社内外)などに合わせて設定や応答方法をカスタマイズすることで、各社の顧客ニーズに沿った対応を実現

◆専任の担当者による活用支援
GMOペパボで会話型AIの導入を行った担当者が、各社のニーズに合わせて導入から運用までをサポートするため、人的リソースが不足している中小企業でもシステムの導入が可能

利用料金は初期費用として33万円〜、月額料金は3万3000円〜と設定されている。

問い合わせ対応の顧客体験を向上させる

問い合わせ対応の顧客体験を向上させる画像元:GMOペパボ株式会社

「GMO即レスAI」提供開始の背景について、GMOペパボは以下のようにコメントしている。

「GMOペパボでは、2024年1月より運営する11サービスのお問い合わせ対応に会話型AIを導入し、70%の顧客のお問い合わせから回答までの待ち時間の削減を実現しています。そこで、これまでのノウハウと技術力により、中小企業の社内外における問い合わせ対応の顧客体験を向上させることを目的に、お問い合わせ対応AI導入支援サービス『GMO即レスAI』を提供することといたしました」

GMOペパボは2023年10月に事業開発部を新設し、toCとtoBそれぞれに向けた「AIで未来を創る新しいサービス」の検討・開発を進めてきた。今後もAI技術を用いた開発力とサービス運営で培ってきた顧客対応ノウハウを活用し、事業者の生産性を向上するためのあらゆる問い合わせに対応するサービスを開発・提供する姿勢を見せる。

現場環境の改善と同時に、顧客満足度の向上にも繋がることが期待される「GMO即レスAI」。採用企業の状況も踏まえて、今後の動向に注目したい。


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