「AnyChat」が東南アジア最大級のECモール「Lazada」「Shopee」と連携 顧客とのチャットコミュケーションが実現

ECのミカタ編集部

会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」、東南アジア最大級のECモール「Lazada」「Shopee」と連携

AnyMind Group株式会社(以下:AnyMind Group)は、自社が提供する会話型コマースプラットフォーム「AnyChat」と東南アジア最大級のECモールである「Lazada」「Shopee」との連携を開始したことを公表した。

顧客満足度や購買意欲向上をサポート

今回の連携によってLazadaやShopeeでECショップを展開するブランド企業やクリエイターは、AnyChatを活用した顧客とのシームレスなチャットコミュケーションが可能となる。主な機能は以下の通りだ。

◆リアルタイムチャット
顧客とのテキスト・画像・動画を通じたチャットコミュニケーションをリアルタイムに実施。

◆顧客情報と注文情報の紐付け
顧客が問い合わせている商品の詳細や、過去の購入履歴をチャットのメッセージと併せて一元管理。

◆複数チャットプラットフォームの統合
LazadaやShopeeだけでなくWhatsApp、Messenger、Instagramダイレクトメッセージ、LINEとの連携が可能。すべてのプラットフォーム上での顧客からのチャットを一つのシステムで効率的に対応できる。

◆EC運営の効率化
ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」との連携によってマーケティングレポートや在庫管理、受注処理などの業務を一元的に管理。EC運営全体の効率化と生産性の向上を実現する。

ブランド企業のグローバル市場進出をサポート

今回の連携について、AnyMind Group Managing Director, Product Developmentの竹本龍司氏は以下のようにコメントしている。

「Lazada、Shoppeとの連携により、AnyChatを活用して、さらに多くのチャットプラットフォームを効率的に一元管理できるようになりました。今後も、ブランド企業のグローバル市場進出を、力強くサポートできるようなプラットフォームの開発・提供に注力してまいります」

東南アジアのEC市場は年々成長傾向にあり、中でもインドネシアを除くほとんどの国のGMV(流通取引総)額をLazadaとShopeeが占めているという(※1)。シームレスなコミュニケーションが実現することで、多くの事業者はより踏み込んだ販促活動が実現するはずだ。今後のさらなる市場発展に期待したい。

※1:「Ecommerce In Southeast Asia 2023」


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事