ベルギー「スキャバル(SCABAL)」ブランドの新規事業について

伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡藤正広、以下「伊藤忠商事」)は、子会社であるスキャバルジャパン株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中敏文、以下「スキャバルジャパン社」)を通じ、ECサイト「Scabal made to measure(スキャバル・メイド・トゥ・メジャー)」を立ち上げ、テーラーとの提携によるオーダーメイドスーツ事業の展開を開始いたします。
「スキャバル」ブランドは、1938年創業のScabal.S.A.社によってベルギーのブリュッセルで創設され、現在では世界的な高級紳士服地ブランドの代名詞として業界に確固たる地位を築いています。
スキャバルジャパン社は、日本市場における「スキャバル」ブランドの総発売元として紳士服地を中心に展開しており、近年ではパターンオーダー事業にも注力してきました。

オーダーメイドスーツの品質は、「採寸」、「生地」、「縫製」という3要素によって左右されると言われており、特に、誰に採寸してもらうのか、ということが仕上がりに大きく影響します。
このたび展開を開始する「Scabal made to measure」を介したオーダーメイドスーツ事業では、長年取引関係にある一流テーラーと提携することで、スキャバルジャパン社ならではの高品質な「採寸」サービスを提供いたします。
また「生地」については、「スキャバル」ブランドの高級服地を500種類以上取り揃えるほか、オンライン上でスーツの仕様が選べる機能や、「生地見本だけでは製品がイメージしにくい」というオーダースーツの課題を解決するため、生地を選択することで製品イメージを確認できる機能を搭載するなど、ECサイトのUX(ユーザーエクスペリエンス)の向上にも取り組んでいます。

本日12月18日にECサイト「Scabal made to measure」をオープンし、まずは、全国5店舗のテーラーを通じて展開を開始いたします。
今後は、スキャバルジャパン社の有する日本各地の一流テーラーとのネットワークと、伊藤忠商事のブランドビジネス、およびブランドECサイト運営事業における豊富な経験とノウハウを活かしながら、「スキャバル」ブランドの更なる価値向上と当事業の認知度拡大に努め、3年後に小売上代ベースで15億円規模の売上を目指します。