宅配料金2023年冬版! 日本郵便・佐川急便・ヤマト運輸・西濃運輸・福山通運5社を比較

ECのミカタ編集部

EC運営に欠かせない配送業務は、顧客の手元に商品が届く瞬間を依頼するため質を求める事業者が多い一方で、コストは抑えたいところだろう。しかし今、値上げが避けられない状況にもなっている。だからこそ重要なのが現状把握だ。そこで大手配送会社である日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便、西濃運輸、福山通運の5社について60サイズ以上の配送料金比較をまとめた。自社発送を行っている事業者はぜひ参考にしてほしい。

5社の配送料金比較 通常宅急便(60サイズ、100サイズ)

日本郵便・佐川急便・ヤマト運輸・西濃運輸・福山通運の5社について、以下のようにまとめた。関東エリア(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都、山梨県)から配送した場合の料金情報だ。また各社によって取り扱いサイズが異なるため、今回は5社共通の60サイズと100サイズの比較を行った。

通常宅配便60サイズ
※日本郵便の()は同じ県内で配送した場合の料金

通常宅配便100サイズ
※日本郵便の()は同じ県内で配送した場合の料金

60サイズと100サイズで比較を行うと、日本郵便のゆうパックが安く配送できる傾向にあった。重量も25kg以下と制限があまりないため活用するといいだろう。

5社の配送料金比較 冷凍便

ここではクール便などの冷蔵、冷凍便について配送料金比較を見ていく。

冷蔵・冷凍便60サイズ
※日本郵便の()は同じ県内で配送した場合の料金

冷蔵・冷凍便100サイズ
※日本郵便の()は同じ県内で配送した場合の料金

60サイズと100サイズで配送料金の比較を行うと、ヤマト運輸のクール宅急便が安い。西濃運輸は冷蔵便と冷凍便で料金が分かれるため、用途に応じて配送会社を使い分けるといいだろう。

各社の配送料金を確認したい場合

各社の配送料金については下記のリンクから確認できる。

■日本郵便
基本運賃表(東京)
■佐川急便
関東発 宅配(陸・航空)料金表 通常配達
■ヤマト運輸
宅急便運賃一覧表:全国一覧
■西濃運輸
カンガルー宅配便運賃表
カンガルーチルド便料金
■福山運通
フクツー宅配便
クール宅配便

日本郵便が2023年10月に料金改定を行ったが、佐川急便は2024年4月に値上げを発表している(※1)。物流の2024年問題による物流インフラの維持と品質向上に向けた値上げは、他社でも発表されるだろう。

※1関連記事:佐川急便が2024年4月からの値上げを発表 物流の2024年問題への取り組みは


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