佐川急便とALSOKが包括連携協定を締結 地域の安全・安心やラストワンマイルなどに取り組む

ECのミカタ編集部

ALSOK×佐川急便「地域社会への貢献に関する包括連携協定」を締結

綜合警備保障株式会社(以下:ALSOK)とSGホールディングスグループの佐川急便株式会社(以下:佐川急便)は2024年3月19日、「地域社会への貢献に関する包括連携協定(以下:本協定)」を締結した。

持続可能な社会の実現を図ることを目的にする

本協定はALSOKと佐川急便が相互に連携・協力し、今後も社会環境の変化や技術革新の進展等に対応すべき商品・サービスの提供を通じて、持続可能な社会の実現を図っていくことを目的に締結された。具体的な連携項目は以下の通りとなる。

◆地域の安全・安心や環境保全に関すること
◆スマートシティの推進に関すること
◆ラストワンマイルの取り組みに関すること
◆防疫体制構築に関すること
◆災害時における避難所運営に関すること
◆救援物資の集配・仕分け・保管・輸送等に関すること
◆その他、双方が地域社会の発展に寄与すると認めること

持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化の実現が期待

ALSOKは日本の警備業におけるリーディングカンパニーとして、顧客と社会の安全を確保する事業を展開。防犯、防災、介護・介助などに関するノウハウと日本全国に広がる人的ネットワークを活用し、災害や感染症の流行等の有事の際もいち早く現地に駆けつけ、リスクを分析、支援活動を行っている。

一方、佐川急便は顧客の発展に貢献する「真の物流ソリューションパートナー」として、物流のトータルソリューションを提供。社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、農水産業や医療、交通活性化をはじめとした地域社会の発展に向けた取り組みや、災害時の救援物資輸送支援など、持続可能な社会の実現に向けた活動に積極的に取り組んでいる。

社会インフラを担う両社のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化の実現が期待される。社会課題の解決・改善に取り組む本協定の動向に注目したい。


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