ヤフオクドームでホークス応援、Tポイントも貯まる

ECのミカタ編集部

株式会社Tポイント・ジャパンは、Tポイントが「ヤフオクドーム」でも貯まる新サービス開始。Tポイント利用が益々便利に。

ヤフオクドームでTポイントが貯まる来場ポイントとは

福岡ソフトバンクホークス株式会社(以下、ソフトバンクホークス)と、株式会社Tポイント・ジャパン(以下、Tポイント・ジャパン)は、2016年3月29日より、Tポイントで初となる、”ヤフオクドーム”でTポイントが貯まるサービスを開始した。

このサービスは、ヤフオクドームで開催されるソフトバンクホークス主催の公式戦において、ヤフオクドーム内に合計10台設置されている来場ポイント端末にTカードを通すと、来場ポイントとしてTポイントが1ポイント付与されるサービスであり、1試合に1人1回まで付与が可能となる。

Tポイントは、TSUTAYA、ソフトバンクショップ、ファミリーマート、ENEOS、ドラッグイレブン、エディオン、レッドキャベツ、プラッセ&だいわ、西部ガスなど九州エリアの約6,000店舗が参加し、地域に密着した親しみある九州最大の共通ポイントサービスであるだけではなく、その利便性から全国的に広く利用されているポイントサービスだ。

楽天やDeNAも野球と連携!各モールと野球の関係とは

様々なポイントカードが増えつつある中、今回のヤフオクドームでTポイントが貯まるサービスの開始は、「どのポイントカードを利用することが得なのか」という消費者のポイントカード利用選択に対する一つの指標になるのではないだろうか。

また、このように球団をもった企業の取り組みは、特定のファンを獲得する施策として武器になる。例えば、横浜DeNAベイスターズをもつ株式会社ディー・エヌ・エーの球団と連携した取り組みは活発であり、先日も横浜DeNAベイスターズの支援策を発表したばかりである。(DeNA「横浜DeNAベイスターズ応援プロジェクト」発表!https://goo.gl/1r1cWZ

東北楽天ゴールデンイーグルス(以下、楽天イーグルス)を持つ楽天株式会社に関しては、同社が運営するショッピングモール「楽天市場」にて、現在「楽天スーパーSALE」が開催中(開催期間2016年3月26日~31日)であるが、そのセール内で「楽天イーグルスマニアッククイズ」と題したキャンペーンを実施している。

キャンペーン内容としては、楽天イーグルスに関する問題がクイズ形式で出題され、全問正解で楽天イーグルスの試合観戦チケット及び豪華グッズの抽選に応募することができる。そしてクイズに参加するだけでも、全問不正解でも、「楽天スーパーSALE」で利用することができるクーポン券が必ずもらえるので、楽天イーグルスファンにとっても、「楽天市場」ユーザーにとっても、うれしいキャンペーンとなっているのだ。

そんな中でソフトバンクホークスも、最近ではヤフー株式会社(以下、Yahoo!)が運営する日本最大級のネットオークションサイト「ヤフオク!」で、ソフトバンクホークスの公式チケットをオークション形式で販売する実証実験を行う(ヤフオク!でホークスを応援!人気席種チケット販売https://goo.gl/laFM8M)など、今回のTポイント施策もそうだが、運営会社であるYahoo!が球団を通じてユーザーを獲得するための取り組みを積極的に行っている。

「スポーツに国境はない」とよく言われるが、スポーツを通じたモールのサービス展開で、「モール」と「スポーツ」という隔てた意識をも超え、球団ファンに対しても各モールユーザーに対してもECの楽しみを与えられるようなサービスを提供できるモールが強いのだろう。


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