ヤフー2017年度 第2四半期決算発表〜eコマース国内流通総額は4,963 億円

石郷“145”マナブ(編集長)

 ヤフー株式会社(以下、ヤフー)は、先ほど、2017年度 第2四半期 決算発表を行った。

 業績ハイライトを挙げると、売上高が2,152 億円(前年同四半期比 +4.8%)、営業利益が427 億円(前年同四半期比 -13.6%)、EBITDA 532 億円(前年同四半期比 -9.7%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が317 億円(前年同四半期比 -5.6%)となる。広告関連売上高は743 億円(前年同四半期比 +7.0%)、スマートフォン経由比率 55.5%となっている。

国内流通総額の増加はプレミアム会員施策にも活きてくる

 eコマース国内流通総額は4,963 億円(前年同四半期比 +14.8%)で、ショッピング広告の売上高は、前年同四半期比1.8%と好調だ。また、スマートフォン経由比率 52.1%まで伸びている。

 コマース事業に関しての伸びは顕著だ。ショッピング事業取扱高は1,407億円で、その成長率は前年同四半期比で約40%を継続、その順調ぶりを伺わせる結果となった。背景として、今や出店店舗が60万店に及び、取扱商品の数も増加している。ここに加えて、「Yahoo!ショッピング」での購入者が、新規・既存ともに大幅増えているのだ。

 その流れで、奏功しているのが「Yahoo!プレミアム」会員特典だ。もとより、ヤフーのプレミアム会員は有料会員(通常月額料:462円)として、ある一定の特典が得られる。誰でも安くすると言うわけではなく、特に、ヤフーに対して好感を持っているユーザーに対して、特別な要素を提供することで、よりその価値を最大化するので、結果が出やすい。

プレミアム会員の取扱高比率が70%超

 その着眼点は当たっていて「Yahoo!プレミアム」会員による「Yahoo!ショッピング」の取扱高比率が70%超にまで拡大している。これらのメリットを得たいと思うお客様を増加させ、また、会員はさらに、コンスタントにお客様の購入を促す環境も生み出すと言う意味で、成功しているといえよう。

 最近では、ヤフーのグループ会社である、Softbankユーザーに対しては、その料金を払うことなく、ヤフープレミアムの会員特典が得られるように、キャンペーンを行った。ロイヤルカスタマーを最大限に生かすことで、成果につなげるスタイルは、今後も同社の成長に大きな影響をもたらすに違いない。

 また、コマースをする上で、欠かせないのが決済であり、そこの部分との親和性も高いので、クレジットカードの有効会員数が、400万人を突破しているといった決済部分での好調さも、今後、eコマースに好影響をもたらすことになりそうだ。

 今後、ヤフーにとってみれば、メディアとしての強さを発揮しながら、eコマースがもたらす実際の消費データや行動スタイルから、より一人一人の個性に即した提案を目指していくことになる。ヤフー全体の盛り上がりに、eコマースが大きく貢献する、そんな時代も間も無くだ。

記者プロフィール

石郷“145”マナブ(編集長)

ECのミカタ 編集長。キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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